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Minecraftとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

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「Minecraft: Education Edition」サイトトップページ
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 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

Minecraftとは


読み


 マインクラフト

表記


 Minecraft、類語:Minecraft EDU

分類


 ソフトウェア/一般常識

ひとことで言うと


 「ブロックを使って自分なりの世界を作り上げていく“箱庭制作ゲーム”。プログラミングも可能」

解説


 「Minecraft」は、ブロックを積み上げて(あるいは破壊して)、自分なりの世界を作り上げていく“箱庭制作ゲーム”だ。ブロックの組合せにより、新しいアイテムを創り出すことができるほか、特別なアイテムを使うことでプログラミングも行えるのが特徴。

 2011年に正式版が発表され、マニアックなユーザーを集めていたが、Xbox・PlayStation・Wii Uなどのゲーム機、さらにはパソコンやタブレット、スマートフォンでもプレイ可能になり、ユーザーを拡大させている。

 教育用に特化した「Minecraft:Education Edition」(Minecraft EDU)が、米Microsoftより提供されており、同ソフトを使ったプログラミング授業も活発化している。ベータプログラムを使った授業は、全世界30か国・100校以上で実施されている。

 日本では、総務省の「ICTドリームスクール実践モデル プログラミング教育とデジタルものづくり教育の実践」の事業の一環として、渋谷区立猿楽小学校で実験授業を実施。「Minecraftの世界で、子どもたち一人一人が自分の家を作り、それを繋げて街を作る」というテーマで、プログラミングの基礎から整地プログラミングの実践、手作りによる家の創作が行われた。

 2016年6月から、教育関係者なら誰でも利用できる「Minecraft: Education Edition アーリーアクセスプログラム」が、全世界で無料公開されている。製品版も発売されている。

関連用語


 ゲーム、ゲーミフィケーション

最終更新日:2016年6月29日(リセマム「教育ICT用語」より転載)
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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