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ブロードバンドとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

ICT機器 その他
ブロードバンド基盤の整備状況(2020年3月末時点)
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 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

ブロードバンドとは


読み


 ブロードバンド

表記


 Broadband、Broadband Network、類語:ワイドバンド、類語:高速回線

分類


 技術

ひとことで言うと


 「大容量のやりとりが可能なインターネット通信網」

解説


 「ブロードバンド」は、「広帯域」の意味。大容量のやりとりが可能なインターネット通信網「ブロードバンド・ネットワーク」を略して、「ブロードバンド」と呼ぶことが多い。

 インターネットの黎明期である1980年代には「音響カプラ」が、1990年代には「通信モデム」が、電話回線を利用する通信機器として普及していた。その後、同じ電話回線を用いていてもより高速なデータ通信が可能な「ADSL」、そして光ファイバーによる「光回線」が一般にも普及。この時期から、これらが「ブロードバンド」と呼ばれ宣伝されたことで、身近な用語となった。これに対し、モデム以前の低速な通信方法は、「ナローバンド」(Narrow band:狭帯域)と呼ばれるようになった。

 ナローバンドでは、写真1枚を送受信するのに数分がかかる時代もあったが、文字どおり、回線がブロードバンドになったことで、一瞬で画像、さらには動画まで送受信可能になった。

 総務省によると、2020年3月時点のの世帯カバー率(推計)は99.1%。

関連用語



最終更新日:2016年6月10日(リセマム「教育ICT用語」より転載)
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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