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後期授業における学修機会確保と感染対策徹底の両立を…文科省

 文部科学省は2021年9月30日、大学や専門学校等の2021年度後期授業の実施にあたり、学生の学修機会確保と感染対策徹底の両立に向けた留意点を通知した。学生が納得する形で学生生活が送れるよう、授業実施やメンタルヘルスケア等について留意点をまとめている。

教育行政 文部科学省
 文部科学省は2021年9月30日、大学や専門学校等の2021年度後期授業の実施にあたり、学生の学修機会確保と新型コロナウイルス感染症対策徹底の両立に向けた留意点を通知した。学生が納得する形で学生生活が送れるよう、授業実施やメンタルヘルスケア等について留意点をまとめている。

 今回出された「令和3年度後期の大学等における授業の実施と新型コロナウイルス感染症への対策等に係る留意事項について」は、大学や高等専門学校、専修学校、各種学校等の設置者に向けて発出されたもの。後期授業を開始するにあたり、改めて学生の学修機会確保と感染対策徹底の両立を図ることの重要性と、各大学等が学生に寄り添い、学生が安心し、十分納得した形で学修できるような対応を講じるよう要請している。

 学生の学修機会の確保と感染対策の徹底については、直接の対面による人的交流が行われることも重要な要素とし、十分な感染対策を講じたうえで対面授業の適切な実施や学内施設の利用機会の確保を図るよう、必要な取組みを求めた。また、学生がワクチンを摂取していないことを理由に教育活動への参加が制限されないよう留意するよう通達している。

 学期の変わり目は環境の変化等から学生が悩みや不安を抱えやすい状況にあることから、学生支援とメンタルヘルスケアの充実についても記載。相談体制の整備や周知徹底する等、より積極的に学生生活に不安を抱えた学生の把握や対応に努めるよう求めた。また、今回新たに学生自身が活用できるチェックリストも作成。チェックリストは「学費や生活費等に困っていませんか?」とのタイトルで、学生がさまざまなケースで活用できる9月末時点での支援策を一覧にまとめている。

 その他、学生の学修機会確保と同様に、新型コロナウイルス感染症の感染対策徹底も極めて重要とし、対応にあたっての留意事項を更新。感染者が発生した場合の措置や校舎内の消毒、臨時休業の判断等について具体的に記している。
《畑山望》

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