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英語教育、難しいのは「スピーキング」小学校教員調査

 イーオンは2021年9月2日、全国の小学校教員を対象にした「英語教育に関する意識調査」の結果を公表した。小学校英語で特に教えるのが難しいと感じているのは「スピーキング(やりとり)」と回答している。

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小学校5~6年生で英語を「教科」として教えている先生の授業運営の状況
  • 小学校5~6年生で英語を「教科」として教えている先生の授業運営の状況
  • 教えるのが難しいと感じている項目
  • 小学校3~4年生で「外国語活動」を行う先生の授業運営の状況
  • 教えるのが難しいと感じている項目
  • 英語のみを教える「専科教員」増員の方針について
  • オンライン授業で難しかった点・課題と感じた点
  • 「英語」「外国語活動」が実際に始まって、課題と感じた点
  • 自身の英語スキルアップにかけられる時間
 イーオンは2021年9月2日、全国の小学校教員を対象にした「英語教育に関する意識調査」の結果を公表した。小学校英語で特に教えるのが難しいと感じているのは「スピーキング(やりとり)」と回答している。

 調査は、8月18日に開催した「小学校教員向け指導力・英語力向上オンラインセミナー」に参加した現役小学校教員132人を対象に実施。新学習指導要領2年目に入った小学校英語・外国語活動の状況や考えについて聞いた。

 英語が「教科」となって2年目になる2021年度、小学校5~6年生の英語を「教科」として教えた先生に授業運営がうまくいっているかを聞くと、「うまくいっている」「おおむねうまくいっている」は27%という結果になった。一方、「うまくいっていない」「あまり自信がない・不安の方が大きい」は33%だった。「外国語活動」を行う小学校3~4年生を担当した先生も、「うまくいっている/おおむねうまくいっている」は22%で、「あまり自信がない・不安のほうが大きい」24%をやや下回る結果となった。

 小学校5~6年生の先生で授業運営が「うまくいっていない」「あまり自信がない・不安のほうが大きい」と回答した43人に、教えるのが難しいと感じている項目について聞くと、「スピーキング(やりとり)」が32人でトップとなった。小学校3~4年生も、教えるのが難しいと感じている項目は「スピーキング(やりとり)」という回答が27人でトップとなり、「スピーキング」の中でも「やりとり」に課題を感じていることがわかった。また、学級担任をもたず英語のみを教える「専科教員」増員については、「とてもよいと思う」が46%で、「どちらかといえばいいと思う」とあわせて81%の先生が好意的な意見だった。

 その他、新型コロナウイルスの影響を受け、「外国語活動」「英語」において「オンライン授業を行った」と回答した先生は35%。また、対面授業とオンライン授業での違いについては、「対面授業のほうが進めやすい」という回答が26%で、「オンライン授業のほうが進めやすい」という回答を大きく上回った。

 実際に「英語」「外国語活動」が始まって課題と感じる点は、「児童の評価の仕方」が22%でトップ。以下、「ALTとのコミュニケーション」15%、「クラスルームイングリッシュ」14%と、先生自身の英語スキルを要する項目が上位にあがる結果となった。自身の英語力アップのための取組みについて、1日あたりどのくらい時間をさけているか聞くと、「まったく取れない」は24%にのぼり、「1日1時間未満」とあわせると8割以上の先生が1時間に満たないと回答。2019年夏、2021年春の調査でも9割にのぼったことから、引き続き先生自身の学習時間確保に苦労しているようすが見て取れる結果となった。週あたりでは「週1~3時間」が43%ともっとも多くなった。
《田中志実》

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