文部科学省は2021年8月30日、「GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議(第3回)」をオンラインで開催する。会議のようすはオンラインで一般に公開。傍聴希望者は8月27日正午までにWebサイトより申し込む。 文部科学省の強力な推進により全国の自治体で1人1台端末の整備が急速に進められ、2021年4月より「GIGAスクール元年」ともいうべき、小中学校における1人1台端末環境下での学びが本格的にスタートしている。文部科学省では、6月より「GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議」を開催し、現場における利活用の実態や課題の調査等を行なっている。 第3回会議の議題は、安全・安心な利活用に関すること、健康面に配慮した活用に関すること、特別支援教育に関すること、といった関係分野のヒアリング。会議資料は、会議当日までに文部科学省Webサイトに掲載される。 7月に行われた第2回会議では、セキュリティに関してKUコンサルティングが資料を発表。保護者理解に関して日本PTA全国協議会が資料を発表し、今後配慮してほしい点として、長時間利用による視力・聴力低下の懸念や、指導教員のICT活用能力の差、従来の紙と端末では理解度や成績にどの程度差が出るのか、といった意見があげられた。 会議は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、WebexEventsを用いたWeb会議にて行われる。傍聴希望者は、8月27日正午までにWebサイトの傍聴予約フォームから申し込む。接続方法等の詳細は、登録したメールアドレスに会議当日までに連絡する。◆GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議(第3回)日時:2021年8月30日(月)10:00~12:00形式:Web会議による開催(WebexEventsを使用)申込方法:Webサイトの傍聴予約フォームより申し込む申込締切:2021年8月27日(金)12:00