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文科省「教員養成フラッグシップ大学」公募開始

文部科学省は2021年8月6日、教員養成フラッグシップ大学の公募について国公私立大学に通知した。教員養成の優れた実績や構想を有する大学を「教員養成フラッグシップ大学」として指定する新たな仕組みで、指定期間は5年間。11月12日まで申請書類の提出を受け付けている。

教育行政 文部科学省
教員養成フラッグシップ大学構想の推進体制と成果の展開イメージ
  • 教員養成フラッグシップ大学構想の推進体制と成果の展開イメージ
  • 「令和の日本型学校教育」を担う教師の育成の重点課題(公募のテーマ)のイメージ
  • 教員養成フラッグシップ大学構想について
  • 特例のイメージ(小学校の1種免許状を取得する場合)
  • 特例のイメージ(中学校の1種免許状を取得する場合)
  • 特例のイメージ(教職大学院の共通5領域の必修単位数の弾力化のイメージ例)
 文部科学省は2021年8月6日、教員養成フラッグシップ大学の公募について国公私立大学に通知した。教員養成の優れた実績や構想を有する大学を「教員養成フラッグシップ大学」として指定する新たな仕組みで、指定期間は5年間。11月12日まで申請書類の提出を受け付けている。

 教員養成フラッグシップ大学とは、「令和の日本型学校教育」を担う教師の育成を主導し、教員養成のあり方自体の変革を牽引する大学。各大学の申請に基づき、文部科学大臣が教員養成フラッグシップ大学として指定する仕組みを創設する。

 指定の対象となる構想は、「先導的・革新的な教員養成プログラム・教職科目の研究・開発」「全国的な教員養成ネットワークの構築と成果の展開」「取組みの検証を踏まえた教職課程に関する制度改善への貢献」。3つすべてに具体的な構想を提案し、中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会に設置する「教員養成フラッグシップ大学推進委員会」による審査のうえ、指定大学を決定する。

 指定のための審査に申請できるのは、「教員養成を主たる目的とする学部または学科等を有する大学が申請主体であること」「申請主体となる大学において、幼稚園、小学校、中学校、高等学校および特別支援学校のいずれか複数の学校種に関する教員免許の課程認定を受けていること」「申請主体となる大学の設置者が、教職大学院および附属学校を備えていること」という3つの要件をすべて満たす大学。

 指定期間は5年間を基準とし、成果を踏まえて継続を可能とする。指定件数は、4~5大学程度を想定。指定大学は、教職課程の特例により、教職課程単位について学部段階で約4割、教職大学院で約2割、弾力的なカリキュラム編成が可能となる。教員養成部会において特例対象大学の取組みの成果を把握し、必要に応じて、教職課程に係る制度改正の検討に反映する。

 公募は8月6日に開始し、11月12日まで提出書類を受け付ける。書面審査とヒアリング審査を経て、2022年2月ころ、選定結果を公表。4月に取組開始する。公募要領は、文部科学省Webサイトより公開している。

◆教員養成フラッグシップ大学の公募
公募期間:2021年8月6日(金)~11月12日(金)
※ヒアリング用資料は、ヒアリングの日程とあわせて後日提出期限を通知する
指定期間:5年間を基準とする
申請者:以下の要件すべてを満たす大学が、指定のための審査に申請できる
・教員養成を主たる目的とする学部または学科等を有する大学が申請主体であること
・申請主体となる大学において、幼稚園、小学校、中学校、高等学校および特別支援学校のいずれか複数の学校種に関する教員免許の課程認定を受けていること
・申請主体となる大学の設置者が、教職大学院および附属学校を備えていること
指定件数:4~5大学程度を想定
申請方法:申請書類を作成し、大学の設置者から文部科学大臣宛てに公文書により申請する
《奥山直美》

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