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茨城県公立高等の校長公募…水戸第一・土浦第一・勝田中等教育等5校

 茨城県教育委員会は2021年7月28日、県立高等学校等校長選考試験(公募選考)について公表した。民間企業等で管理職の経験者等を含め、公募による選考試験を実施する。配置校は、2022年度に開校する併設型中高一貫教育校等5校。応募は8月19日~9月29日。

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 茨城県教育委員会は2021年7月28日、県立高等学校等校長選考試験(公募選考)について公表した。民間企業等で管理職の経験者等を含め、公募による選考試験を実施する。配置校は、2022年度に開校する併設型中高一貫教育校等5校。応募は8月19日~9月29日。

 2018年に策定された「茨城県総合計画~『新しい茨城』への挑戦」に基づき、茨城県教育委員会は、県立高等学校改革プランを策定。新たな価値を創造する「起業家精神」を育成するため、県内各地に中高一貫教育校を設置し、探究活動、国際教育、科学教育等に重点を置いた教育を展開している。

 同教育委員会はその一環として、2021年4月に開校した中高一貫教育校3校および2022年4月に開校する中高一貫教育校2校の校長を公募による選考試験を実施する。校長として、これまでのキャリアで培われたマネジメントのノウハウを十分に発揮するとともに、過去の事例にとらわれない新たな発想に基づき、新しい時代の学校のマネジメントと人財の育成を担える人を求めている。

 公募する校長に求める人物像は、優れたリーダーシップと組織マネジメント能力。過去の事例にとらわれない柔軟な発想力と企画力や、社会の変化への対応力と先見性。地域の教育資源を取り込んだネットワークづくりの推進力、学校現場の課題を解決できる実行力を有する人。

 募集人数は5人で、配置校は、併設型中高一貫教育校・中等教育学校の水戸第一、土浦第一、勝田中等教育の3校と、2022年度開校する併設型中高一貫教育校の下妻第一、水海道第一の2校。採用は2022年4月1日から。給与等は、茨城県公立学校教職員および茨城県職員であれば、「職員の給与に関する条例」等の規定に基づき支給。茨城県公立学校教職員および茨城県職員以外は、「一般職の任期付職員の採用等に関する条例」等の規定に基づき支給。年収は、初年度が960万円程度、翌年度以降は1,060万円程度になる。

 実施要項は7月28日から配布し、同教育委員会のWebサイトからもダウンロードできる。応募年齢についての制限はなく、民間企業等に在籍したままの採用も可能。募集期間は8月19日~9月29日。エン転職のWebサイトで会員登録を行ったうえで応募する。第1次選考は書類選考となり、2次選考の面接は10月16日・17日、3次選考の面接は11月4日に実施する。合格は11月中旬に発表。応募資格等の詳細はWebサイトで確認できる。
《田中志実》

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