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東京都、観光経営人材育成…新規連携大学を募集

 東京都は2021年6月17日、「観光経営人材育成事業」について、2021年度の新規連携大学等の募集を開始した。観光産業の人材を育成する都内の大学、大学院、専門職大学院、短大を対象に7月30日まで申請を受け付けている。事業期間は最大3年間。

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募集の概要
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 東京都は2021年6月17日、「観光経営人材育成事業」について、2021年度の新規連携大学等の募集を開始した。観光産業の人材を育成する都内の大学、大学院、専門職大学院、短大を対象に7月30日まで申請を受け付けている。事業期間は最大3年間。

 大学等と連携した観光経営人材育成事業は、観光関連事業者の経営力向上を図り、観光産業の活性化につなげることを目的とした東京都の取組み。経営の視点からサービス提供ができる人材の輩出につなげる等、大学等と連携して、観光関連事業に従事する者等に向けた新たな教育プログラムの開発等を支援する。

 事業内容は、大学等が実施する、観光産業における経営やマネジメントを担う人材の育成に向けた教育プログラムの開発および実施運営、事業の効果検証。教育プログラムの例は、経営戦略、会計・財務、マーケティング、地域と連携した人材育成等。

 対象となるのは、学校教育法に規定する大学、大学院、専門職大学院、短期大学で、都内に設置されているもの。支援予定件数は3件程度。事業期間は最大3年間。単年度更新とし、各年度の予算が可決された場合に確定する。事業を遂行するために必要な経費は、予算の範囲内において東京都が負担する。ただし、東京都の負担額は1大学あたり年間1,000万円を限度とする。

 募集期間は6月17日から7月30日まで。申請方法は、応募書類に必要事項を記入のうえ、郵送(簡易書留)または持参により東京都産業労働局観光部受入環境課事業調整担当へ提出する。東京都産業労働局Webサイトより応募書類がダウンロードでき、実施要綱や募集要項も確認できる。

◆東京都「観光経営人材育成事業」2021年度の新規連携大学等募集
対象となる大学等:学校教育法に規定する大学、大学院、専門職大学院、短期大学で都内に設置されているもの
募集期間:2021年6月17日(木)~7月30日(金)
※消印有効
※持込みの場合は7月30日(金)17:00まで
事業期間:最大3年間
※単年度更新
支援予定件数:3件程度
東京都の負担額:1大学あたり年間1,000万円を限度
申請方法:申請書類一式を郵送(簡易書留)または持参により提出する
《奥山直美》

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