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埼玉県立高校教員が免許失効により失職…有効期限を誤認

 埼玉県教育委員会は2021年6月2日、西部地区の県立高等学校の教諭が教員免許状の有効期限を誤認し、申請期限までに免許更新の手続きを行わなかったため、3月31日をもって教員免許状が失効し、同日にさかのぼって失職となったことを発表した。

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  • 県立高等学校教員の教員免許状の失効による失職について
 埼玉県教育委員会は2021年6月2日、西部地区の県立高等学校の教諭が教員免許状の有効期限を誤認し、申請期限までに免許更新の手続きを行わなかったため、3月31日をもって教員免許状が失効し、同日にさかのぼって失職となったことを発表した。

 発表によると、当該元教諭が5月中旬に更新講習の受講申込手続きを進める中で、2020年度に配布を受けた所有免許状に関する資料に記載されている、自身の教員免許状の有効期限が2021年3月31日となっていることに気付き発覚。当該元教諭は免許状の有効期限を2022年3月31日と誤認していたという。

 埼玉県教育委員会は、全県立学校において教員免許状の有効期限について緊急点検を実施し、その他の教員免許状失効事案がないことを確認。県内市町村立学校においては、現在、緊急点検を実施中である。当該校においては、校長が生徒および保護者に対し状況を説明するとしている。
《桑田あや》

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