東京都教育委員会は2021年4月22日、2020年度(令和2年度)指導力不足等教員の指導の改善の程度に関する認定等の状況について公表した。指導力不足等教員として認定された者は1人で、過去5年間でもっとも少なかった。 小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校において、「指導力不足等教員」として認定された者は1人。この5年間の推移をみると、2016年度(平成28年度)6人、2017年度(平成29年度)7人、2018年度(平成30年度)5人、2019年度(令和元年度)3人で、2020年度はもっとも少なかった。 「指導力不足等教員」として認定された1人は、学校において日常的に児童等への指導等を行わせることに支障がある「指導が不適切である教員」と認定。指導の改善の程度に関する認定等を受け「翌年度も研修を継続」とされた。 なお、指導が不適切である教員と認定されなかった者のうち、指導に課題があるとして「指導に課題がある教員」と認定された者は、2020年度は0人であった。