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教育同人社「GIGA活チャレンジプロジェクト」参加校募集

 教育同人社は2021年3月18日、紙教材をベースに従来の指導法や学習方法を生かせるクラウド型デジタル教材を開発し、無料で提供・活用支援する「GIGA活チャレンジプロジェクト」を開始した。

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  • 教育同人社「GIGA活チャレンジプロジェクト」学校教材×くりかえしGIGAドリル
 教育同人社は2021年3月18日、紙教材をベースに従来の指導法や学習方法を生かせるクラウド型デジタル教材を開発し、無料で提供・活用支援する「GIGA活チャレンジプロジェクト」を開始した。同日より参加希望校や自治体・教育委員会を募集している。

 2021年4月から、GIGAスクール構想による一人一台端末環境下での学校教育が本格的に始まる。しかし、慣れない端末やクラウドサービスを利用する際、効果的な指導ができるか、AIなどにより自動的に問題が提示されてしまうことで、子どもたちを見取れなくなるのではないかなど、不安を感じている先生も少なくないという。

 そこで、教育同人社は、従来学校現場で使用されてきた紙教材をベースに、従来の指導法や学習方法を生かせるクラウド型デジタル教材を開発し、無料で提供・活用支援する「GIGA活チャレンジプロジェクト」を立ち上げた。

 GIGA活チャレンジプロジェクトには、アドバイザーとして東京学芸大学教育学部の高橋純准教授を迎え、「漢字」「計算」「夏休み教材」「CBT」の4つのクラウド型デジタル教材を開発。また、プロジェクト参加校に対しては、教材の提供だけでなく研修も提供し、効果的に活用するための支援も行っていく。

 同プロジェクトの参加条件と各教材の特長は、Webサイトに掲載されている。たとえば、「くりかえし計算ドリル」の問題を自動採点型ドリルで再現した「学校教材×くりかえしGIGAドリル」の申込条件は、教育同人社発行の東京書籍版3~6年生「くりかえし計算ドリル」「計算ドリルノート」「計算のたしかめ」の年間採用。なお、CBT(Computer Based Testing:PC上で実施するテスト)システムを構築し、教育同人社が発行している「学力確認テスト」を実施する「学校教材×CBT」は、学校向けではなく、自治体・教育委員会からの申込みに限る。
《工藤めぐみ》

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