EIZOは文教市場向けに販売しているモニターセット「スクールパック」と「エデュケーションパック」の一部ラインアップを刷新。フレームレスモニターを採用し、それぞれ2020年11月27日に発売する。また、専用の保護パネルも同日に発売する。 小学校でのプログラミング教育が必修化されるなど、学校のICT環境整備の重要性が高まる中、EIZOでは長期7年保証の高品質モニターに、画面を守る保護パネルと転倒防止用の耐震ゴムをセットにしたモニターセットを、文教市場において継続して販売している。モニターセットは、小・中・高等学校向け「スクールパック」、大学・専門学校向け「エデュケーションパック」の2種類がある。 両パックのモニターに対しては、VOC(揮発性有機化合物)検査を実施し、文部科学省が定める学校環境衛生の基準に適合することを確認済。また、ブルーライト・ちらつきをカットする機能や、ひとりひとりの体格に合わせて調整可能なエルゴノミクスに配慮したスタンドなど、目や体にやさしい仕様で、教育現場で長く安心して使用できる。 この度、モニターセットのラインアップに新たに22.5型フレームレスモニターEV2360を採用し、スクールパック用には「FlexScan EV2360-SP」、エデュケーションパック用には「FlexScan EV2360-EP」として新発売する。また、ポリカーボネート製で割れにくいEV2360専用の保護パネル「FP-2360」も同時に発売する。 EV2360は、フレームレスデザインによる横幅500mm以下のスリム設計で、既存23型モニターよりも40mm以上の小型化を実現。画面解像度はフルHDよりも縦に11%広いWUXGA(1920×1200)のため、レポート作成や電子書籍の閲覧、プログラミング授業におけるソースコード編集などの用途で、頻繁なスクロールの手間が省ける。 さらに、従来機種で採用しているTNパネルに代わり、視野角の広いIPSパネルを搭載。PCを操作する生徒の横で教員が指導する際や、複数名で1つの画面を共有する際に画面が見やすくなった。加えて、カラーバリエーションとして、ケーブルまで白で統一したホワイトモデルを新たに用意している。