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高等教育の修学支援新制度、新規含む対象校を公表

 文部科学省は2020年9月11日、Webサイトに高等教育の修学支援新制度の対象機関(確認大学等)を公開した。大学・短期大学は新規13校を加えた1,060校、高等専門学校は全57校、専門学校は新規284校を加えた1,967校が要件を満たし、支援対象となった。

教育行政 文部科学省
高等教育の修学支援新制度機関要件の確認(更新)申請・審査の概要
  • 高等教育の修学支援新制度機関要件の確認(更新)申請・審査の概要
  • 修学支援の対象機関として新たに確認された大学・短期大学
 文部科学省は2020年9月11日、Webサイトに高等教育の修学支援新制度の対象機関(確認大学等)を公開した。大学・短期大学は新規13校を加えた1,060校、高等専門学校は全57校、専門学校は新規284校を加えた1,967校が要件を満たし、支援対象となった。

 2020年度から開始した「高等教育の修学支援新制度」は、大学等における修学の支援に関する法律に基づき、一定の要件を満たす大学などを対象機関とし、毎年確認することとしている。今回、2020年度の結果がまとまったことから、公表した。

 9月11日に公表した機関要件の確認(更新)申請・審査の概要によると、大学・短期大学は、全1,082校のうち、新規13校を含む1,060校の要件を確認した。要件確認割合は98.0%。

 高等専門学校は57校すべてが要件確認校となった。専門学校は全2,688校のうち、新規284校を含む1,967校の要件を確認し、要件確認割合は73.2%。4月1日時点の確認校のうち、大学・短期大学で4校、専門学校で6校が確認取消しとなった。

 なお、学校数には大学院大学25校、募集停止決定済82校、廃校または統廃合により確認校でなくなる予定の14校(短期大学2校、専門学校12校)は含まない。新設予定の学校については、追って確認審査予定。

 9月11日に会見した文部科学省の萩生田光一大臣によると、新制度スタートから半年近くが経過し、現時点で25万7,000人の学生に支援を実施しており、9月からは後期(秋)の募集も開始している。

 文部科学省Webサイトでは、新たな確認・取消しなども反映した高等教育の修学支援新制度の対象機関リストを掲載。すべての要件確認校の情報を取りまとめている。新たに修学支援の対象機関となった大学・短期大学、専門学校の一覧も公表している
《奥山直美》

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