日本学術会議社会学委員会ジェンダー研究分科会は2020年9月15日、日本機械学会LAJ委員会と共催で、公開シンポジウム「理数系教育とジェンダー:学校教育にできること」をオンライン開催する。参加無料。事前申込制。 日本社会のジェンダー平等に向けた歩みは遅く、とりわけ理系分野の専攻や職業における女性割合は低い。その改善のため、科学技術人材としての女子の育成を支援する諸事業が増えてきたが、そのほとんどが教育課程外で行われている。 今回のシンポジウムでは、なぜ学校教育の外でこうした取組みが必要となっているのか、学校の理数系教育で女子は十分に学べていないのかなどについて考え、理数系教育とジェンダーに関して学校教育にできることを広く議論し、発信する。 当日は、フェミニズムが科学教育に与えた欧米の経緯にも詳しい算数・数学教育と理科教育の専門家らを招き、日本の理数系教育とジェンダーに関する先駆的研究や実践の話題提供を受け、他分野の実践や研究に詳しい有識者を交えてともに議論する。 時間は午後1時半から午後4時半。参加無料。事前申込制。定員はなく、誰でも参加が可能。参加希望者は9月8日まで、Webの申込フォームより申し込む。オンライン開催のため、参加申込をした人には参加URLなど必要な情報がメールで事前に送付される。◆公開シンポジウム「理数系教育とジェンダー:学校教育にできること」日時:2020年9月15日(火)13:30~16:30形式:インターネット上でのオンライン開催対象:誰でも参加可能定員:なし参加費:無料申込締切:2020年9月8日(火)申込方法:Webの申込フォームより申し込む