ヒューレット・パッカード エンタープライズのArubaは2020年4月13日、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の実現を強力に支援するArubaアカデミックソリューションの提供を開始した。高度化する将来のICT教育にも万全に備える。 Arubaは、世界のあらゆる規模の企業に次世代ネットワーク・ソリューションを提供しているプロバイダ。仕事やプライベートのあらゆる場面でクラウドベースのビジネス・アプリを活用する新世代の能力を企業が最大に引き出せるよう支援するITソリューションを提供している。 文部科学省が3月3日に公表した「GIGAスクール構想の実現 標準仕様書」では、「安価な環境整備に向けた調達改革」の一環として、機器類は当面1Gbps対応を要件としつつ、ケーブルについては10Gbpsに対応できるCat6Aを要件としている。 Arubaアカデミックソリューションは、文部科学省の仕様をすべて満たすだけでなく、長期にわたる国内外の多くの学校での導入、運用実績から、教室や講堂のような高密度環境下でも高速で安定したアクセスを実現しながら、運用負担を大きく低減。高い評価を得ているという。 たとえば、Arubaのコントローラを内蔵した無線アクセスポイント(インスタント・アクセス・ポイント:IAP)は、学校の無線LAN環境に必要な機能をアクセスポイントに搭載。ネットワークに詳しくない教職員でも更新やトラブル対応をシンプルかつ短時間に行うことができる。 次世代規格Wi-Fi6(802.11ax)に対応しているので、最新のハードウェアで1人1台端末環境、長期利用をサポートする。実績のあるコントローラ内蔵APエンタープライズモデルはパフォーマンスに優れ、ローミング制御に対応。授業の進行を阻害しない。 ネットワーク管理ツールAruba Centralや、認証ソリューションAruba ClearPassなど、Arubaの教育機関向け各種ソリューションを活用すると、GIGAスクール構想による基盤整備を活用した、より高度で先進の機能への拡張を容易にするという。 Arubaアカデミックソリューションに関する問合せは、Webサイトにて受け付けている。