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文科省、松蔭大など9校に是正要求…定員割れ

 文部科学省は、2019年度(令和元年度)「設置計画履行状況調査の結果」を公表した。調査対象校437校のうち、設置計画の履行状況に対して指摘を受けた学校は107校。このうち、入学定員充足率が低い、退学者が多いなどの理由により是正を求められた学校は9校だった。

教育行政 文部科学省
「指摘事項(是正)」が付された大学等(私立9校)
  • 「指摘事項(是正)」が付された大学等(私立9校)
  • 「指摘事項(改善)」が付された大学等(国立7校、公立2校、私立95校)
  • 指摘事項が付されなかった大学等(国立81校、公立25校、私立224校)
  • 指摘事項が付されなかった大学等(国立81校、公立25校、私立224校)
 文部科学省は、2019年度(令和元年度)「設置計画履行状況調査の結果」を公表した。調査対象校437校のうち、設置計画の履行状況に対して指摘を受けた学校は107校。このうち、入学定員充足率が低い、退学者が多いなどの理由により是正を求められた学校は9校だった。

 設置計画履行状況等調査は、大学の設置等の認可の申請および届出に係る手続等に関する規則に基づき、授業科目の開設状況や教員組織の整備状況などについて調べるもの。調査は原則として、開設年度に入学した学生が卒業する年度(完成年度)までの間、書面調査を実施し、必要に応じて面接調査や実地調査を行っている。

 2019年度の調査対象校は、国立88校、公立27校、私立322校の計437校1,752学科。このうち、完成年度後も継続して調査を行った学校は31校。また、面接調査は9校、実地調査は12校で実施した。

 2019年度調査で設置計画の履行状況について指摘を受けたのは107校。このうち、改善を求められた学校は104校、是正を求められた学校は9校だった。

 平均入学定員充足率が著しく低いことにより是正を求められたのは、人間総合科学大学、松蔭大学、高野山大学、国際高等専門学校。山野美容芸術短期大学には、平均入学定員超過率が著しく高いことと、多くの留学生の退学者を出していることを指摘。入学者選抜時に教育内容に対する関心や意欲を確認することや、留学生に対する学修面や生活面に係る支援体制の充実などを求めた。

 大阪青山大学と広島経済大学は教員・助手の不足について、沖縄大学はシラバスの記載内容の不備、仙台赤門短期大学は教育課程について是正を求めた。
《外岡紘代》

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