教育業界ニュース
教育分野でも注目を集める「メタバース」について、保護者の9割が認知し、教育分野でのメタバース活用についても9割以上の保護者が期待を寄せていることが、イー・ラーニング研究所の調査から明らかになった。
東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター(VRセンター)は2023年2月1日付で、「VR/メタバース実践」寄付研究部門を設置。メタバース空間の創出・運営にかかわる基礎研究と、社会実装に向けた課題の学際的研究を目的に、3年間の計画で活動を開始した。
2024年に創立100周年を迎える武蔵野大学は2023年1月26日、記念事業プロジェクトとしてメタバース空間上にキャンパスを開設すること等、5つのプロジェクトを発表した。新たな交流・学びの場となる教育環境を提供する。
近畿大学とNTTドコモ関西支社は2023年1月10日、仮想空間における学生の相互コミュニケーションプラットフォーム「近畿大学メタバース」を期間限定で開設。学生同士の交流がどのように図られるのかを調査することを目的にさまざまなイベントを実施する。
学研エル・スタッフィングは2023年1月14日、「不登校・発達障害のお子様との関わり方が分かる説明会」をoViceメタバースキャンパスにて開催する。参加無料。申込みは、学研のサポート校WILL学園のWebフォームから受け付ける。
熊本市教育委員会とすららネット、Inspire High、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、「フレンドリーオンライン」の充実化に取り組んでおり、2023年1月より児童生徒が楽しく参加・交流できる「バーチャル教室」の運用を開始する。
山形東高等学校(以下、山形東高校)とNTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、メタバースプラットフォーム「NTT XR SpaceWEB(DOOR)」上で模擬国連活動を2022年12月15日から開催している。開催期間は2023年3月31日までの予定。
愛知eスポーツ連合は2022年12月11日、第24回愛知・名古屋eスポーツ研究会「eスポーツと教育の未来」を、2023年度開校予定のeスポーツ高等学院 名古屋校にて開催する。申込締切は12月9日午後5時。
ICT CONNECT21と鳴門教育大学教員養成DX推進機構は2022年12月16日~17日の2日間、教育委員会・自治体・教職員等を対象に、2022年度「ICTを活用した教育研究大会」をメタバース(oVice)にて開催する。参加無料。事前申込制。
東京都教育委員会は2022年12月2日、不登校等の支援が必要な子供たちの居場所・学びの場として、仮想空間上に「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」を用意し、区市町村に提供する取組み行うことを発表した。12月中には新宿区と連携して一部運用を開始する。
学研ホールディングスと城南進学研究社は2022年11月25日、業務資本提携契約締結を決議したことを発表した。今後、メタバースを用いた新しい学習サービスや英語学習コンテンツの協働開発の他、乳幼児や社会人向けの教育サービス等を展開する。
青山学院大学「知財と社会問題研究所」は2022年12月3日、同大学eスポーツ研究会(R3K)の企画として、シンポジウム「文化のDX:新しいテクノロジーはゲーム/eスポーツをどう変えるのか」を青山キャンパスにて開催する。参加無料。事前登録制。
日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は教員を対象に、メタバース・STEAM教育を中心に、教育現場の動向や事例について紹介する「Educational Solution Seminar 2022 in 東北」を2022年12月26日に開催する。参加無料、要事前申込。
文部科学省は2022年11月9日、2022年度国立大学改革・研究基盤強化推進補助金(国立大学経営改革促進事業)の採択結果を公表した。トップレベルの教育研究に5法人5事業、地域や特定分野に強み・特色をもつ教育研究に9法人5事業を選定した。
国立情報学研究所は2022年11月11日、大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」をオンラインにて開催する。シンポジウムは2020年3月から開催され、今回で58回目となる。
2022年11月1日より開催される「オンラインラーニングフォーラム2022」内にて、日本e-Learning大賞の頂点に選ばれたベネッセのICT教材「まるぐランド」他、各受賞者の表彰式と講演が行われる。当日の模様はオンラインで中継される。