
【全国学力テスト】中学英語、CBTサンプル問題を公表
文部科学省と国立教育政策研究所は2025年10月10日、2026年度全国学力テストについて、中学校英語のCBTサンプル問題を公表した。2026年4月のCBT調査に向け、中学校英語のサンプル問題や正答例、留意事項、今後のスケジュールなどを示している。

全国学生調査など各種調査で見える教育の課題…文科相10/3会見
文部科学省のあべ俊子大臣は2025年10月3日の記者会見で、全国学生調査および外国人の子供の就学状況等調査、全国学力・学習状況調査の結果を報告し、見解を示した。全国学生調査では学問分野ごとの学習時間差など、日本の教育現場が直面する課題が浮き彫りになっている。

【全国学力テスト】低学力層の割合に顕著な地域差…都道府県別の結果公表
文部科学省は2025年9月30日、小学校6年生と中学校3年生を対象に実施した2025年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の都道府県別・政令指定都市別の分析結果を公表した。中学校ではもっとも正答数の少ない学力層の割合に顕著な地域差がみられた。

全国学力テストの採点業務、内田洋行へ委託…中3調査は2年連続
文部科学省は2025年9月29日、2026年度(令和8年度)全国学力・学習状況調査を実施するための委託事業について、小学校と中学校の両調査を「内田洋行」に委託すると発表した。総合評価落札方法による一般競争入札で決定した。

調整授業時数制度、26年度から先行導入へ…新学習指導要領案
文部科学省は2025年9月19日、教育課程企画特別部会の第13回会議を開き、次期学習指導要領の論点整理案を取りまとめた。学校が授業時数を調整できる「調整授業時数制度」は、本格実施に向け、2026年4月から一部の公立小中学校で先行導入する予定。

学校の防災対策や教育ICTの効果… 文科相9/2会見
文部科学省のあべ大臣は2025年9月2日、記者会見を行い、学校における防災対策やICT活用の現状について説明した。避難場所にもなる体育館の空調整備率には地域差があることを踏まえ、臨時特例交付金の積極的な活用を呼び掛けた。

【全国学力テスト】調査結果を授業に生かす、国立教育政策研究所が授業アイディア例を公開
国立教育政策研究所は2025年7月31日、全国学力・学習状況調査(以下、全国学力テスト)の結果を踏まえた「授業アイディア例」の2025年度(令和7年度)版を公開した。

【全国学力テスト】学力格差拡大、スマホ・ゲームの影響も…経年変化分析調査
2024年度に行われた全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の経年変化分析調査で2025年7月31日、小学校の国語と算数、中学校の国語と英語の平均スコアが低下していることがわかった。中学校英語を除くと、SES(家庭の社会経済的背景)が低い層のほうがスコア低下が著しい。

【全国学力テスト】理数「得意」に男女差…上位層で顕著
算数・数学、理科の平均正答率・スコアに大きな男女差がみられない一方、「得意」と考える割合は女子のほうが男子より少ないことが2025年7月31日、2025年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果から明らかになった。理数の勉強が「得意でない」と考える児童生徒の男女差は、学力上位層で顕著にみられた。

学力低下4教科で、全国学力テスト経年変化分析…文科相8/1会見
文部科学省のあべ俊子大臣は2025年8月1日、記者会見を行い、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の経年変化分析調査で、5教科のうち4教科でスコアの低下が見られたことを報告。学力低下の要因について今後、追加分析を行う予定とした。

【全国学力テスト】数学の図形証明は無解答率3割超、大きな男女差なし
文部科学省は2025年7月31日、全国データに基づく、2025年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。平均正答率は小・中学校共に前年度より下降。特に、中学校数学は図形証明で無解答率が31.2%にのぼり、平均正答率は5割を下回った。

全国学力テスト結果・文部科学白書の公表など…文科相7/15会見
あべ文部科学大臣は2025年7月15日の記者会見で、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表したと報告した。夏休み前の結果公表は調査開始以来初。このほか、文部科学白書の公表、相次ぐ教員による性暴力事件、いじめ重大事態の対応などについて見解を述べた。

【全国学力テスト】正答率を発表、国語と算数・数学で下降
文部科学省は2025年7月14日、2025年度全国学力・学習状況調査の結果を公表した。国語と算数・数学の平均正答率は、小学校・中学校ともに前年度を下回った。初めてCBT形式で実施した中学校理科は、平均正答率ではなく、平均IRT(項目反応理論)スコアが示された。

全国学力テスト結果公表も…文科省合同会議7/14、傍聴者募集
文部科学省は2025年7月14日、全国的な学力調査に関する専門家会議および同調査のCBT化検討ワーキンググループによる合同会議を開催する。当日は2025年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果も公表する。傍聴は事前申込制で7月11日正午まで。

【全国学力テスト】中学校理科でIRT導入…文科省が動画・リーフレット公開
文部科学省は2025年7月7日、2025年度の全国学力・学習状況調査「中学校理科」から新たに導入する、IRTを用いた結果返却方式について、解説動画およびリーフレットを公開した。IRTの基本的な考え方や、IRTを用いることによる新たな問題構成、結果表示などを解説している。

2025年度「埼玉県学力調査」全1,025校・約28万人がCBTで実施
埼玉県教育委員会は2025年5月21日、2025年度埼玉県学力・学習状況調査の実施状況を発表した。CBTに全面移行して2年目となる2025年度は、さいたま市を除く62市町村の小学4年生から中学3年生が参加。全1,025校、約28万人の児童生徒がタブレット端末などを用いて実施した。