教育業界ニュース
文部科学省は2021年5月24日、令和3年度(2021年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の参加教育委員会数・参加学校数等について発表した。5月11日時点で参加する国公私立学校は2万9,062校。
先週公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。緊急事態宣言を受け、文部科学省から学校へ感染症対策の徹底要請や、大学・高専へ感染症対策の基本的対策方針の変更周知等、新型コロナウイルスに関連するニュースが多数あった。
国立教育政策研究所は2021年4月28日、「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の調査結果を踏まえた中学校英語指導事例集」を公開した。調査問題の分析結果から明らかになった課題を解決するための学習過程を4つの事例で紹介している。
2021年度(令和3年度)の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、文部科学省の萩生田光一大臣は、予定通り2021年5月27日に実施する考えを表明した。緊急事態宣言等でやむを得ず5月27日に参加できない場合には、6月30日までの後日実施を使ってほしいとした。
文部科学省は2020年12月23日、2021年度(令和3年度)全国学力・学習状況調査の実施要領を全国の教育委員会などに通知した。2021年5月27日に国公私立学校の小学6年生と中学3年生を対象に国語と算数・数学の調査を行う。経年変化分析調査や保護者に対する調査も実施する。
文部科学省は2020年10月30日、2021年度(令和3年度)の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、小学校事業を実施するための委託先機関に教育測定研究所が決定したと公表した。中学校事業の委託先機関には、Z会が決まっている。
国立教育政策研究所は2020年10月20日、2020年度(令和2年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の調査問題や解説資料などを公表した。新型コロナウイルス感染症の影響から、2020年度は調査を実施していないが、取組みの参考にしてほしいとしている。
文部科学省は、2021年(令和3年)5月27日に実施する全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の児童生徒質問紙調査について、一部の小中学校でパソコンやタブレットなどのICT機器を活用したオンラインで実施する。小・中学校各50~80校程度での実施を予定している。
文部科学省は2020年7月10日、2021年度(令和3年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を実施するための委託事業について、募集を開始すると発表した。7月21日には、文部科学省で入札説明会を開催する。入札書の受領期限は8月18日まで。
文部科学省は2020年5月21日、全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループの第1回会議をオンラインにて開催する。傍聴希望者は、5月19日午後5時までに会議傍聴受付システムから登録すること。
文部科学省は2020年4月17日、令和2年度(2020年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)は実施しないと発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大状況や休校の影響などを考慮したという。