教育業界ニュース
レノボ・ジャパンとカシオ計算機は2021年7月29日、教育機関向けコンテンツの提供において協業を開始すると発表。自治体や学校法人向けに、クラウド型学習サービス「ClassPad.net for Lenovo」を提供する。
コロナ禍で大学の授業に満足していない学生が3割以上いることが2021年7月26日、ハーモニープラスの調査結果から明らかになった。大学卒業後の進路を目指すにあたり、現在の大学の授業内容について「理想的ではない」「物足りない」と答えた学生も3割以上にのぼった。
文部科学省は、学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT/メクビット)の活用校と自治体等が作成した問題を2021年7月30日まで募集している。活用校は小・中・高校等約2,000校が対象。Webサイトの応募フォームにて受け付けている。
文部科学省は2021年7月12日、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)のオンライン化を検討する有識者会議の最終まとめ案を公表した。まずは、2024年度予定の次回調査を目途に、児童生徒質問紙調査のオンラインによる回答方式の導入を目指す。
KDDIは2021年7月21日から8月7日までの期間、小学生向けオンライン教育サービスの実証実験を行う。実証実験に伴い、無料トライアル参加者を400名募集する。なお、応募にはauスマートプレミアムに登録されていることが必要。
FCEエデュケーションは新宿区教育委員会と提携し、新宿区の教職員を対象に行う夏季集中研修会の一部を「Find!アクティブラーナー」を活用してオンラインで実施すると発表した。教育委員会の正式な研修会に活用されるのは初めての事例となる。
リクルートが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」は、学校向けの新サービスとして先生が保護者へ連絡ができる機能「スタディサプリ for PARENTS」の提供を開始した。クラス・部活・PTA等、用途ごとに設定できる。
LoiLoは2021年7月より、ロイロノート・スクール初心者向けオンライン研修「はじめてのテストカード」をオンラインで定期開催する。第1回は7月9日に開催。参加無料で、テストカードを授業で活用したい教員や教育関係者の参加を受け付ける。
コロナ禍によるオンライン授業で学費の減額・返金等の措置を行った私立大学は4.0%にとどまることが、日本私立大学連盟が刊行した「令和2年度(2020年度)奨学金等分科会報告書」からわかった。学部学生1万人以上の大規模校で、減額や返金等を行った大学はなかった。
神奈川工科大学先進AI研究所の上田麻里准教授らは、音だけでカンニングを発見できるオンライン試験監視技術を開発した。研究成果は2021年7月3日開催の神奈川工科大学先進AI研究所ワークショップで紹介予定。
JTBは、リアルとVRを融合させた新感覚体験プログラム「バーチャル修学旅行360(サンロクマル)」シリーズの第2弾として、「バーチャル修学旅行360 日光編」を開発した。2021年7月1日より、全国の小学校、中学校等からの予約を受け付けている。
iTeachers TVは2021年6月30日、教育ICT実践プレゼンテーション特別編を公開した。4月にオンライン開催した「iTeachersカンファレンス2021」のプレゼンテーションを3回にわたって紹介する。
大日本印刷(DNP)と丸善雄松堂、セカンドアカデミー、日本ユニシスの4社は、オンライン授業を一元管理する大学向けサービス「オンラインアカデミー」を共同開発し、提供を開始した。
立教大学大学院人工知能科学研究科と東日本電信電話(NTT東日本)東京事業部は2021年6月29日、新型コロナ禍における新たな学習環境であるバーチャルキャンパスの実現に向けた実証実験について相互協力協定を締結したことを発表した。
ブリヂストンは、多様な人々とのコミュニケーションを学んでもらうための出張授業「ブリヂストングローバルコミュニケーション教室~世界につながる伝える力~」に参加する首都圏の学校を募集する。
デジタル・ナレッジは2021年7月28日、オンラインカンファレンス2021夏「コロナ禍におけるオンライン教育最前線」を開催する。コロナ禍のeラーニング活用の変化、オンライン教育のトレンド等、5つのセッションを展開する。参加無料。事前申込制。