デジタルハリウッド大学と愛知県教育委員会は2026年10月19日、教育連携に関する協定を締結した。教職員の資質向上およびデジタル技術を活用した教育の充実を図り、デジタル社会を担う人材の育成を推進することを目的としている。
文部科学省の「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」や、2026年10月に公表された次期学習指導要領等に向けた審議まとめを受け、学校現場では教職員のデジタル技術活用が求められている。愛知県では「あいちの教育ビジョン2030―第五次愛知県教育振興基本計画―」でICT活用教育の推進を掲げ、30校以上の県立高校がDXハイスクールとして特色ある取組みを進めている。これまでも県内高校などと連携してきたデジタルハリウッドと協議を重ね、協定締結に至った。
協定名は「デジタルハリウッド大学と愛知県教育委員会との教育連携に関する協定」で、連携事項は学校教育におけるDX、県立学校などの教職員の資質向上、その他双方が必要と認める事項の3点だ。同大学は高校教員や教育委員会向けに「生成AI活用講座|Gemini/Gemini Notebook/ChatGPT/Copilotの教育現場での徹底活用」などのオンラインセミナーを月1回程度開催するほか、STEAMをテーマとした特別授業・研修会を年2回程度オンラインで実施する。また、同大学の星野裕之教授がアドバイザーとして県立学校のDX化に助言を行い、愛知県教育委員会は協定内容の周知や案内、3か月に1回程度の定例会実施を担う。
デジタルハリウッド大学は2005年4月、文部科学省認可の株式会社立大学として開学し、デジタルコミュニケーション学部とデジタルコンテンツ研究科を設置している。2026年4月に二代目学長として藤井直敬氏が就任し、新たな教学ヴィジョン「世界を満たせ」を掲げている。同学部は一学部一学科制で多角的な学びを提供し、同研究科は創発的学究領域(SEAD)の4要素を融合した人材育成を行う。「2025年度(令和7年度)大学発ベンチャー調査」(経済産業省)では全国大学中17位、私立大学7位となっており、多数の起業家を輩出している。







