東京都と京都大学および東京都医学総合研究所は2026年2月19日、「思春期のメンタルヘルス増進プログラムの共同開発」に関する協定を締結した。科学的知見に基づき、都内中高生のメンタルヘルスの落ち込みを予防していく。
「思春期のメンタルヘルス増進プログラムの共同開発」協定は、東京都と京都大学、東京都医学総合研究所が相互に連携しながら、思春期の子供を対象としたメンタルヘルス増進プログラムを開発することなどを目的としている。
協定に基づき、状況の変化に対し、適応・転換しながら回復していく能力(レジリエンススキル)を身に付けることができるプログラムを共同開発。開発されたプログラムについて、高校生等の意見やアイデアを収集しながら、効果的な広報コンテンツを制作する。
広報は「Tokyo中高生Webサイト」などの多様な媒体を想定。都内中高生への普及を図り、広く中高生が利用することで、メンタルの落ち込みを予防していく。
なお、事業のおもな参加者は、京都大学特定教授の古川壽亮氏、東京都医学総合研究所の西田淳志氏など。古川氏は、今回の開発の中心的な役割を担う。専門はうつ不安の精神医学、認知行動療法で、アプリを用いたメンタルヘルスの増進手法の開発により、世界的に注目されているという。西田氏は、予防科学、疫学・公衆衛生学が専門。思春期の心と身体の成長を継続調査し、メンタルヘルス等への影響を分析する「コホート研究」を主導しており、東京の子供のメンタルヘルスに関する豊富な知見をもとに、今回の開発をサポートする。









