日本獣医生命科学大学は2025年9月17日、東京都立農業系高等学校(8校)との高大連携事業に関する協定書を取り交わした。今後は相互に連携し、教育・研究の充実および発展を図り、社会に貢献する有為な人材の育成を目指す。
日本獣医生命科学大学は日本初の私立獣医学校として開校し、獣医学部のほかに食のスペシャリストを養成する「食品科学科」、動物・食料生産に深く関わる「動物科学科」からなる応用生命科学部もある。同大学は、産業動物の生産と供給、安全な食品の流通と食育、食の安全などの研究にも取り組んでいる。
今回、日本獣医生命科学大学は8校の都立農業系高等学校(東京都立瑞穂農芸高等学校、東京都立農芸高等学校、東京都立農産高等学校、東京都立園芸高等学校、東京都立農業高等学校、東京都立大島高等学校、東京都立三宅高等学校、東京都立八丈高等学校)と高大連携事業に関する協定を締結。出張講義の提供、高校生の課題研究活動への協力などで連携していく。
連携事業内容は、「日本獣医生命科学大学による出張講義(体験授業)の提供」「東京都立農業系高等学校の課題研究活動等への協力」「日本獣医生命科学大学の施設・研究室等の生徒の見学および指導」「生徒への日本獣医生命科学大学の周知および入学者選抜における推薦」「入学予定者への情報提供および事前相談」「定期的な合同研修会の実施」「情報の交換」「その他両者が協議し、同意した事項」の8項目。