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ルネサンス日本語学院「日本語教師養成講座」最大50%・25万円給付

 ブロードメディアが運営するルネサンス日本語学院の日本語教師養成講座が、2025年10月1日から厚生労働省の教育訓練給付制度における「特定一般教育訓練」の指定講座となった。これにより、受講費用の最大50%、上限25万円が支給される。

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ルネサンス日本語学院「日本語教師養成講座
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 ブロードメディアが運営するルネサンス日本語学院の日本語教師養成講座が、2025年10月1日から厚生労働省の教育訓練給付制度における「特定一般教育訓練」の指定講座となった。これにより、受講費用の最大50%、上限25万円が支給される。

 講座は現在、教育訓練給付制度を通じて、費用の一部(40%、上限20万円)が受講者に返還される仕組みを持つ。さらに1年以内に雇用された場合には、受講費用の50%が支給される見込みとなっている。この措置は、日本国内での外国人労働者の増加に伴い、日本語教育の需要が高まっている背景を受けてのものだという。

 ルネサンス日本語学院は、日本語を母語としない生活者や就労者、外国につながる子供への教育を目指し、従来の留学生向けを超えた包括的な教育を推進している。その一環として、教育訓練給付制度や経済産業省のキャリアアップ支援事業制度を活用し、高品質な日本語教師の育成を進めている。

 具体的なコース内容としては、登録日本語教員養成講座(380単位時間)と実践研修(56単位時間)を合わせた計436単位時間を受講することが求められる。学歴や年齢、国籍を問わない状態で、国家資格「登録日本語教員」の取得が可能である。

 ルネサンス日本語学院は、今回の教育訓練給付制度や、経済産業省のリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業制度も活用し、質の高い日本語教師を輩出することで、外国人家族が増えていく日本社会の日本語教育の普及の一助を担うとしている。

《吹野准》

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