堺市教育委員会は2025年9月26日、2026年度(令和8年度)堺市立学校教員採用選考試験の2次試験合格者を発表した。1次受験者数(1次免除者含む)623人に対し、2次試験の合格者数は165人で、最終倍率は3.8倍となった。
2026年度堺市立学校教員採用選考試験は1次試験を6月14日~7月6日にかけて実施し、1次合格者を7月25日に発表。2次試験は8月9日~9月7日にかけて筆答試験、実技試験、面接試験を実施した。2026年度の受験者数は、1次試験の受験者数に1次試験免除者対象の2次試験受験者数を加えた623人。2次試験は386人が受験し、計165人が合格した。最終倍率(受験者数/最終合格者数)は、3.8倍(前年度比0.7ポイント増)で、2年連続の上昇となった。
校種別の合格者数は、小学校92人(最終倍率2.8倍)、特別支援学校小学部8人(同3.1倍)、小学校外国語推進3人(同2.3倍)、中学校47人(同5.0倍)、特別支援学校中学部9人(同3.7倍)、養護教諭5人(同11.0倍)、栄養教諭1人(同10.0倍)。一方、高校工業(機械)の合格者はなかった。
最終合格者を年齢別にみると、25歳以下が66.7%でもっとも多く、ついで31~40歳が13.9%、26~30歳が11.5%、41~59歳が7.9%。経歴別では、現役生が53.9%、講師・現職等が42.4%、その他が3.6%。居住地別では、堺市が67.9%、大阪府内(堺市外)が17.6%、大阪府外が14.5%を占めた。