KEIアドバンスは2024年12月19日、第8回KEIアドバンス大学経営セミナーをオンラインで開催する。国立大学が法人化されてから20年が経過したことを受け、大学改革によって直面する問題について参加者とディスカッションを行う。対象は、大学経営や教育、研究に関わる人、大学・高校の教職員、教育関係者など。
国立大学の法人化は、大学の自主性と経営効率を高めることを目的として行われた。しかし、朝日新聞が全国82の国立大学を対象に行ったアンケート調査によれば、多くの大学が厳しい財政状況にあることが明らかになった。2024年6月には国立大学協会会長が予算増額を求める声明を発表したが、一般にはこの現状があまり知られていない。
今回のセミナーでは、朝日新聞論説委員である増谷文生氏をゲストに迎え、新刊「限界の国立大学」をテーマに議論を進める。同書では、日本の大学改革の功罪が浮き彫りにされており、KEIアドバンスが実施した全国の国公私立大学の学長へのアンケート調査結果と照らしあわせながら、参加者の意見を聞く。
KEIアドバンスは、教育を柱に、学び続ける人の生涯価値の向上に貢献することを目指している。大学を対象とした広報支援や入試業務支援、教学支援ソリューションを展開し、高等教育機関向け情報発信サイト「KEIHER Online」では、大学改革の最前線を学長に語ってもらう「TOPインタビュー」などの連載コンテンツを提供している。
このセミナーは、大学の経営や運営に関わる人、大学教育に関心のある人、教育関係メディアの人など、教育に関わる幅広い人々に向けたものである。参加費は無料で、事前に参加登録が必要となる。
◆第8回KEIアドバンス大学経営セミナー
日時:2024年12月19日(木)15:00~16:30
会場:オンライン(Zoom)
対象:大学経営・教育・研究に関わる方、大学・高校教職員、教育関係者など
申込締切:2024年12月19日(木)9:00
参加費:無料
申込方法:Webサイトより事前に参加登録を行う