京都先端科学大学と神田女学園中学校高等学校は2024年11月29日、高大連携協定を締結することを発表した。両校は「グローバル社会で活躍できる人材の育成」を共通の目標として掲げており、相互の教育交流を通じてその推進を図る。協定締結は12月3日に行われる予定だ。
この連携の背景には、教育機関が持つリソースを共有し、学生や生徒の進学およびキャリア構築を支援するという目的がある。具体的には、神田女学園の生徒が京都先端科学大学を訪問し、大学見学や体験授業を受ける機会を設けることが検討されている。また、学問、スポーツ、文化など多様な分野での教育機会を提供し、教育・研究に関する相互理解を深めることを目指す。
連携内容としては、生徒の進学希望に関連する情報の共有や、キャリア選択に関わる教育機会の提供があげられる。これにより、生徒や学生が自身の進路をより具体的に考えるきっかけを得ることが期待される。
協定締結式は、2024年12月3日午後4時から京都先端科学大学太秦キャンパスで開催される。式次第には、両校の代表者による挨拶や協定に基づく連携事項の確認、協定書の署名、記念撮影が含まれている。