和歌山県教育委員会は2024年9月4日、2025年度(令和7年度)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験「秋選考」について、実施要項(概要版)からの変更点を公表した。募集校種は、小学校と特別支援学校で、いずれも若干名を募集する。出願は9月25日から10月7日まで、電子申請で受け付ける。
和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験「秋選考」は、複数の受験機会を設けることで、より有為な人材を確保することが目的。9月4日に公表した変更点によると、2025年度秋選考は、小学校と特別支援学校を対象校種に実施する。募集人数はいずれも若干名。
受験資格は、志願する校種・教科の教諭普通免許状の所有者で、1965年4月2日以降に生まれた人、地方公務員法第16条(欠格条項)および学校教育法第9条に該当しない人。また、「学校教育法上の正規採用の教諭(幼稚園は含まない)として、勤務実績が通算3年以上ある人(和歌山県公立学校に在職中の教員を除く)」「出願時において、和歌山県の国公立学校の常勤講師等(実習助手、寄宿舎指導員を含む)として在職し、在職期間が通算5年以上の勤務実績がある人」のいずれかに該当する人。2025年度秋選考では、受験資格の中で、国公立学校の常勤講師等の勤務実績に実習助手と寄宿舎指導員も加えた。
試験は11月2日、和歌山県民文化会館で実施する。試験内容は、小論文(60分)、個人面接、適性検査。9月25日午前10時から10月7日午後5時半まで、電子申請による出願を受け付ける。出願必要書類の提出期限は10月9日(当日消印有効)。
合格発表は11月27日。合格者は、選考結果通知時に指示された手続きを経た後、2025年度和歌山県公立学校教員採用候補者名簿に登載される。ただし、日本国籍を有しない者が合格した場合、期限を付さない講師採用となる。
詳細を記載した実施要項は9月中旬に公開予定。