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名古屋工業大×藤田医科大、未来の医療創造へ連携協定

 名古屋工業大学と藤田医科大学は2024年4月18日、連携・協力を強化するため基本協定書を締結した。両大学のもつ最先端技術・知見を応用し、医療現場のさまざまな課題解決や、画期的な治療の研究開発に取り組み、未来の医療を創造することを目指す。

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基本協定書調印式のようす
  • 基本協定書調印式のようす
  • 小畑名古屋工業大学長(左)と湯澤藤田医科大学長(右)

 名古屋工業大学と藤田医科大学は2024年4月18日、連携・協力を強化するため基本協定書を締結した。両大学のもつ最先端技術・知見を応用し、医療現場のさまざまな課題解決や、画期的な治療の研究開発に取り組み、未来の医療を創造することを目指す。

 名古屋工業大学は、1905年の創立以来8万人以上の卒業生を送り出し、地域と国の産業、社会の発展に貢献してきた工科系の大学。2024年4月には、修士課程において、従来の専門分野に対応するものに加えて「未来通信」「カーボンニュートラル」「医学工学」といった分野融合プログラムを開始している。

 一方の藤田医科大学は、藤田医科大学病院、藤田医科大学ばんたね病院など複数の大学病院を保有する医学系大学。専門職連携教育(アセンブリ教育)を実践し、医療における専門職連携を実践できる人材を育成しているという。

 今回、両大学は連携・協力を強化するため、基本協定書を締結。医学系大学と工学系大学の両大学がもつ最先端技術・知見を応用して、医療現場のさまざまな課題解決や、画期的な治療の研究開発に取り組み、未来の医療を創造することを目指すという。

 協定締結により、工学系大学研究における社会実装に向け、研究の共有や人材交流などを通じた連携をさらに強固なものにすることが期待される。また、両大学は、それぞれの強みを生かした専門教育、社会貢献でも連携を進め、幅広い分野において優れた人材を社会へ輩出することを通じて、地域全体の活性化にも貢献することを目指すとしている。

《木村 薫》

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