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児童生徒自身で学習記録を蓄積する「RESOLTE 振り返り」

 JMCは2024年3月29日、 児童生徒自身の学習記録の振り返りを支援する「RESOLTE 振り返り」をリリースした。Googleフォームの回答結果を個別に集計・蓄積するアドオンツールで、学習記録などを自動で個別集計するため、児童生徒自身がGoogleスプレッドシート上で授業やテストを振り返ることができる。

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RESOLTE 振り返り
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 JMCは2024年3月29日、 児童生徒自身の学習記録の振り返りを支援する「RESOLTE 振り返り」をリリースした。Googleフォームの回答結果を個別に集計・蓄積するアドオンツールで、学習記録などを自動で個別集計するため、児童生徒自身がGoogleスプレッドシート上で授業やテストを振り返ることができる。

 2020年度に文部科学省が改訂した学習指導要領で「学習評価」のあり方が一新されて以降、教員と児童生徒の学習評価は、単体ではなく相互につながりをもちながら取り組むことが求められている。教員による学習指導の改善と、児童生徒自身の学習評価を一貫して取り組むことにより、児童生徒の資質や能力を高めることを目指しており、たとえば学習評価の課題へ取り組み、学習記録を継続的に振り返ることで成長を実感する「振り返り活動」などが考えられるという。

 「RESOLTE 振り返り」は、教員と児童生徒にとって、より効果的な学習評価ができるようサポートすることを目的にリリース。児童生徒は、Googleフォームで送信した授業やテストなどの回答内容や学習記録が個別に蓄積されるため、自分だけの学習の振り返りができる。教員としても、個別の学習記録が一覧で表示されるため、児童生徒の振り返りの確認がしやすく、学習成果をもとに指導の改善に活用できるというメリットがある。学習記録の振り返りがしやすくなることで、児童生徒の主体的な学習意欲の向上やキャリア形成にも活用でき、教員は個々の学習評価にフォーカスした学習指導の改善を図れるようになるという。

 「RESOLTE 振り返り」の詳細は、JMCのWebサイトから確認できる。

◆RESOLTE 振り返り(動作環境)
OS:ChromeOS、Windows OS
ブラウザー:Google Chrome、Microsoft Edge
必要事項:Google Workspace for Education アカウント

《木村 薫》

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