大阪市教育委員会は、大阪市立の小学校、中学校、義務教育学校に設置する校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)支援員の募集を開始した。任用期間は2024年4月1日から2025年3月31日。勤務実績に応じて2回まで再任用される場合がある。応募締切は2月29日(必着)。
今回募集するのは、大阪市立の小学校、中学校および義務教育学校に勤務する校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)支援員15名程度。学校組織の一員として、教職員と連携し業務を行う。業務内容は、オンライン授業を受けるための支援、デジタルドリルおよび講義動画を活用した学習の支援、授業用配付プリントや自習教材を活用した学習の支援、コミュニケーション力やソーシャルスキルを身に付ける支援など、スペシャルサポートルームに登校する児童生徒を対象とした、学級における教育活動に参画するための取組みおよび社会的自立に向けた取組みの支援や、児童生徒の活動状況に係る記録の作成、保護者との連携の補助など。
勤務は平日午前9時から午後3時45分(休憩45分)を基本とする。報酬は採用されるまでの職歴などによって決定され、1年目は月額14万6,160円~19万2,676円の範囲。そのほか、期末・勤勉手当などが支給される。年次休暇や特別休暇があり、社会保険に加入する。
応募資格は、教育職員免許状を有する者、児童生徒の指導経験を有する者など。希望者は、申込書や論文などの書類を大阪市教育委員会事務局まで提出する。応募締切は2024年2月29日午後5時(必着)。3月8日に、筆記(論文)審査と口述(面接)試験による選考を実施。選考の結果は、面接終了後3週間以内に本人に通知する。合格者の他に、若干名を登録合格者(採用予定者)とする。登録合格者には、2024年度中にスペシャルサポートルーム支援員の補充採用を行うことになった場合、評定の上位者から順に採用について連絡をする。なお、採用は保証されるものではなく、登録合格の有効期限は2025年2月28日。