西軽井沢学園は、2024年4月に長野県佐久広域地方にデジタルテクノロジーと行動分析学をかけあわせたインクルーシブな先進教育を行う「さやか星小学校」を開校する。1月5日より入学願書の受付を開始し、1月14日と2月18日に入学検定を行う。
「さやか星小学校」は、ひとりひとりの発達段階や学習進度に合わせたデジタルテクノロジーを駆使したオーダーメイドの個別プログラムの提供と、多様な子供同士の関わりによって相手を想いやる心を育むために行動分析学を用いたインクルーシブ教育を実現する小学校。2024年1月6日、正式に認可されたと発表した。
学校生活に悩む子どもを生み出すのは子供自身ではなく、環境にあるという考えのもと、今まで学校教育としてはあたりまえとされてきていた、「学習のあたりまえ・評価のあたりまえ・子供の対人関係のあたりまえ」に手を入れ、新しい先進教育を行なっていくという。
独自に開発したデジタル教材でひとりひとりに合わせたオーダーメイド授業で、自分のペースで得意を伸ばして学ぶことができる。「問題行動を減らす」のではなく、「望ましい行動を増やす」という発想転換で、子供のポジティブな変化を生み出す。「3R:Recognize(認識)、Respond(対応)、Report(報告)」のいじめ防止の3Rプログラムを導入し、教職員や親が協力することでいじめを放置しない学校を目指す。
募集人数は、通常学級が新1年生28名、新2~4年生若干名、専修学級が新1~4年生若干名となっている。希望者は、Webサイトより入学願書をダウンロードし、郵送にて提出する。一次締切は2024年1月10日必着。入学検定は1月14日と2月18日のいずれかに行い、1週間を目安に結果を郵送する。