文部科学省は2023年12月15日、2023年度(令和5年度)の経験者選考採用 総合職相当(係長級・課長補佐級)と選考採用 一般職相当(係長級)の募集を発表した。採用予定日は2024年4月1日、募集人数はいずれも若干名。受付締切りは、総合職が1月19日、一般職が1月15日午後5時まで。
経験者選考採用(総合職相当)は、国家公務員総合職相当の者として採用し、文部科学省所管行政に関する政策の企画および立案または調査・研究に関する事務に従事する係長級・課長補佐級職員として任用する。公募・選考は係長級・課長補佐級に分けて実施、応募時に事務系・技術系を選択する。募集人数は、事務系、技術系それぞれ若干名。
採用後、事務系についてはおもに教育・文化・スポーツ関係部局を、技術系については科学技術・イノベーション関係部局を中心とする配属・異動・人事キャリアを予定している。ただし、逆の部署に配属されることもあるため、事務系・技術系を問わず、文部科学省職員としてさまざまな課題への対応が求められる。特に課長補佐級では、チームを牽引するマネジメント能力が必須となる。
応募資格は、大学卒業後、民間企業、官公庁、国際機関などにおいて、正社員・正職員として従事した職務経験が、2024年4月1日時点で、係長級は通算3年以上、課長補佐級は通算8年以上の者。申込みは1月19日までに必要書類をメールにより送付、1次選考(書類審査)の結果は1月29日までに順次通知する。合格者は、2月8日~12日の指定日で2次選考(適正検査、基礎能力試験、面接)を実施する。最終合格発表は2月19日。
選考採用(一般職相当)は、文部科学省が所管する予算決算や会計に係る業務、会計監査業務を行う文部科学事務官(係長級)職。国家公務員採用一般職試験合格者相当として任用する。ただし、年齢や経験年数により、役職段階が異なる場合がある。採用後は、組織の人材育成方針や本人の適正、希望などに応じて、ほかの文部科学省所管業務の担当部署に異動することもありえる。募集人数は若干名。
応募資格は、大学、短期大学、高等専門学校、高等学校の卒業者(同等以上の学力を有すると認められる者も可)のうち、2023年11月1日現在、大学院修了者は修了後6年以上、大学卒業者は卒業後8年以上、短期大学・高等専門学校の卒業者は卒業後10年以上、高等学校卒業者は卒業後12年以上経過した者に限る。
申込みはWebサイトからエントリー後、必要書類を1月15日午後5時までにメールで送付する。1次選考(書類選考・論文試験)の結果は1月17日正午までに通知、2次選考(適正試験)は、1月19日~25日の期間内にWeb受検する。3次選考(面接)は、1月26日~2月7日の期間内に実施する。
いずれの応募も詳細は、文部科学省のWebサイトで確認できる。