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文科省、事務官の選考採用試験…若干名を募集

 文部科学省は2023年12月11日、事務官(係長級)若干名の募集を公表した。採用予定日は2024年4月1日。採用後は国家公務員採用一般職試験合格者相当として任用される。応募期限は1月11日(受信有効)。

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2023年度文部科学省選考採用試験(係長級・一般職相当)について
  • 2023年度文部科学省選考採用試験(係長級・一般職相当)について
  • 2023年度文部科学省選考採用試験(係長級・一般職相当)について:文教施設企画・防災部
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 文部科学省は2023年12月11日、事務官(係長級)若干名の募集を公表した。採用予定日は2024年4月1日。採用後は国家公務員採用一般職試験合格者相当として任用される。応募期限は1月11日(受信有効)。

 今回募集が公表されたのは、総合教育政策局政策課と、大臣官房文教施設企画・防災部施設企画課における事務官(係長級)若干名。採用後は国家公務員採用一般職試験合格者相当として任用される(年齢や経験年数により、役職段階が異なる場合がある)。

 職務内容は、総合教育政策局における文部科学行政の推進方策にかかる企画立案・連絡調整などに関する事務、または文教施設の整備に関する業務(設計、積算、現場管理、検査など)。将来的には、本人の適性や希望などに応じて、他の文部科学省所管業務の担当部署へ異動することもありうる。

 応募資格は、大学・短期大学・高等専門学校もしくは高等学校を卒業した者およびこれらと同等以上の学力を有すると認められる者、2023年11月1日現在において、大学院を修了した者は修了後6年以上、大学を卒業した者は卒業後8年以上、短期大学または高等専門学校を卒業した者は卒業後10年以上、高等学校を卒業した者は卒業後12年以上経過した者など。文教施設企画・防災部施設企画課を希望する者は、建築設計、建築設備(電気または機械)設計、建築施工管理、建築設備(電気または機械)施工管理のいずれかの実務経験を、大学院を修了した者は3年以上、大学、短期大学、高等専門学校または高等学校を卒業した者は5年以上有すること。

 勤務条件などについて、標準的な勤務は月曜~金曜の午前9時30分~午後6時15分(休憩時間正午~午後1時)。完全週休2日制(土曜・日曜)で、祝日、年末年始、年次有給休暇や、夏季休暇などの特別休暇がある。給与は「一般職の職員の給与に関する法律」に基づき、学歴、就職後の経験年数などを勘案して支給され、地域・本府省業務調整・扶養・住居・通勤・超過勤務・期末・勤勉・単身赴任などの手当がある。

 国家公務員宿舎法に基づく公務員宿舎があり、条件があえば貸与を受けることが可能。また、「国家公務員法」などに基づく守秘義務や兼職制限などが適用される。定年は61歳(61歳に達した日以降の最初の3月31日まで)。2023年度から国家公務員の定年60歳(原則)が2年に1歳ずつ段階的に引き上げられ、2031年度には65歳(原則)となる。

 採用試験について、選考内容は、1次選考が書類選考(経歴評定)と論文試験(官職に係る能力を有しているかを判断する試験)、2次選考が適性検査(Webによる基礎能力および性格テスト)、3次選考が面接試験(人柄、対人能力などについての試験)。

 希望者は、文部科学省のWebサイトよりエントリーをしたうえで、履歴書・職務経歴書・小論文などの必要書類をメールで提出する。応募期限は2024年1月11日午後5時(受信有効)。応募に関する詳細は文部科学省のWebサイトで確認すること。

《木村 薫》

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