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コクヨ×カウネット、リサイクルで学ぶ環境学習プログラム提供開始

 コクヨとコクヨグループのカウネットは2023年10月10日、全国の小学校で不要となったノートのリサイクルを通じて学ぶ体験型環境学習プログラム「つなげるーぱ!」を開始する。スタートキャンペーンとして、12月22日までに申し込んだ参加校には児童数分のノートを進呈する。

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つなげるーぱ!
  • つなげるーぱ!
  • 出張授業のようす
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 コクヨとコクヨグループのカウネットは2023年10月10日、全国の小学校で不要となったノートのリサイクルを通じて学ぶ体験型環境学習プログラム「つなげるーぱ!」を開始する。スタートキャンペーンとして、12月22日までに申し込んだ参加校には児童数分のノートを進呈する。

 コクヨグループは、長期ビジョンCCC2030で発表したマテリアリティの1つに「循環型社会への貢献」を掲げている。今回、子供が初めて所有する消耗品であるノートを「捨てない」で、資源として循環させ続けることに学校や子供たちと取り組み、体験を通じて学ぶ機会を提供することで、「捨てない社会」の実現を目指すという。

 プログラム「つなげるーぱ!」は、集める「使用済みノート回収活動」と学ぶ「環境学習活動」で構成されている。使用済みノート回収活動に参加する小学校で、児童が不要となったノートを任意のダンボール箱に集め、宅配便にて回収し、再生紙化する。

 また、環境学習活動では「資源を循環させることがなぜ必要か」「どうすればひとりひとりの行動が環境に良い影響を与えられるのか」「資源循環にはどんなハードルがあるか」など、資源循環や地球環境の保護について学べる出張授業や、先生が授業で活用できるスライドや動画などの教育コンテンツの提供を行う。開始は2024年を予定している。

 プログラムのスタートキャンペーンとして、12月22日までに申込みとノート送付に参加した学校には、回収原料を一部使用して製造したリサイクルキャンパスノートを児童の参加予定人数分進呈する。送付は、2024年3月上旬予定。参加には、カウネットの会員登録が必要。なお、申込みがコクヨの保有数を超えた場合、今期の申込み受付を終了する。

 「つなげるーぱ!」の詳細の確認と申込みは、Webサイトより行う。東京都港区や滋賀県守山市、鳥取県鳥取市の小学校などでは、すでに先行導入が決定している。コクヨは、今後さらに多くの自治体や学校に参加してもらうことで、全国の小学校を舞台に「捨てない社会」を実現していくとしている。

◆つなげるーぱ! スタートキャンペーン
申込締切:2023年12月22日(金)必着
申込方法:Webサイトより申し込む
※リサイクルキャンパスノート送付は2024年3月上旬予定
※参加にはカウネットの会員登録が必要
※申込みがコクヨの保有数を超えた場合、今期の申込み受付を終了する

《いろは》

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