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高校対抗「科学の甲子園」全国大会3/15-18

 科学技術振興機構(JST)は2024年3月15日から18日まで、全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う「第13回科学の甲子園全国大会」をつくば国際会議場およびつくばカピオで開催する。2022年度は無観客で実施したが、2023年度は通常開催を予定している。

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科学の甲子園全国大会
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 科学技術振興機構(JST)は2024年3月15日から18日まで、全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う「第13回科学の甲子園全国大会」をつくば国際会議場およびつくばカピオで開催する。2022年度は無観客で実施したが、2023年度は通常開催を予定している。

 JSTでは、発達段階に応じ才能を伸ばせるよう体系的な人材育成に取り組んでいる。「科学の甲子園全国大会」は、科学好きの裾野を広げ、次世代の科学技術イノベーションの創出を担う優れた人材の育成が目的。第13回大会は、茨城県、茨城県教育委員会、つくば市、高等学校文化連盟全国自然科学専門部と共催し、文部科学省や日本理科教育振興協会などの協力を得て開く。

 2022年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため無観客で実施したが、2023年度は通常開催を予定。各都道府県より選出された代表校が、科学技術・数学・情報の複数分野にわたる「筆記競技」と「実技競技」に取り組み、総合点を競いあう。

 「筆記競技」では、理科・数学・情報の中から、習得した知識をもとにその活用について問う。教科・科目の枠を超えた融合的な問題が出題されることもある。「実技競技」では、理科・数学・情報に関わる実験・実習・考察など、科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力やコミュニケーション能力などにより課題を解決する力を競う。

 日程は2024年3月15日から18日。会場は、つくば国際会議場とつくばカピオ。各競技の成績点数の合計によって優勝チームを決定する。優勝チームには文部科学大臣賞を授与するとともに、米国で開催されるサイエンスオリンピアドに派遣する。

 全国大会出場チームは、1都道府県1チーム。全国大会出場チームは、1校単位で編成し、高校1、2学年の生徒(中等教育学校後期課程および高等専門学校は同年次の生徒または学生)で構成する。出場チーム員数は6人以上8人以内。

 各都道府県教育委員会は、全国大会の代表を選考するため、都道府県内の高等学校などを対象とした都道府県大会を行う。都道府県大会の開催日程や最新情報はWebサイトから確認できる。

◆第13回科学の甲子園全国大会
日程:2024年3月15日(金)~18日(月)
場所:つくば国際会議場、つくばカピオ
対象:国立、公立、私立の高等学校、中等教育学校後期課程、高等専門学校の生徒ら
※各都道府県より選出された代表校が出場

《奥山直美》

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