東京都教育委員会と東京都へき地教育研究協議会は2023年8月1日、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)にて、へき地・小規模校教育研究発表会を開催する。定員300人。申込締切は7月14日。
東京都教育委員会は、東京都へき地教育研究協議会との共催により「へき地・小規模校研究発表会」を実施。へき地・小規模校における教育関係者の理解と関心を深めるとともに、へき地・小規模校の課題を踏まえ、教職員が組織的に取り組む教育のあり方を明らかにすることを目的としている。
2023年度は「ふるさとに夢や誇りをもって、未来の創り手となる子供の育成」をテーマに、奥多摩町立古里小と三宅村立三宅中による研究発表や、帝京大学教育学部教育文化学科の増渕達夫教授による講演を行う。
古里小では、「自分の考えをもち、表現できる児童の育成―基礎的・基本的な学力の定着を目指してー」を研究主題とし、校内OJTを活用した授業参観や検証授業を通して授業改善を図ったといい、三宅中では「学習者用端末とアダプティブ教材を活用したへき地教育の実践―個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実による学力向上―」を主題に、AI機能を搭載したアダプティブ教材や学習管理表の活用、各教科の授業でのデジタル化を推進し、課題の解決に向けて研究を進めたという。
研究発表会への参加希望者は、専用フォーム(Microsoft Forms)より申し込む。申込期限は7月14日。定員(300人)に達し次第、締切りとなる。
◆令和5年度 へき地・小規模校教育研究発表会
日時:2023年8月1日(火)13:30~16:30
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
対象:都内公立学校関係者、都民など一般
定員:300人
申込締切:2023年7月14日(金)
申込方法:Microsoft Formsより