文部科学省は2023年6月27日、学校DX戦略アドバイザー事業「オンライン研修会」を開催する。2023年度第1回のテーマは、教育委員会の取組例から学ぼう「学校事業者として、今取り組むこと」。事前申込が必要。
学校DX戦略アドバイザー事業は、1人1台端末を使った学びが本格化する中、教育の質の向上と、効果的なICTの一層の活用促進に向け、全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の設置者などを対象に、専門性を有した有識者を全額国費で派遣（助言・支援）する事業。学校DX戦略アドバイザー事業オンライン研修会では、アドバイザー事業の事務局が、これまで受けた相談などから広く周知することが求められる内容をテーマとして取り上げて開催するため、各自治体の課題解決に向けた取組みに役立てられるという。
第1回オンライン研修会の教育委員会の取組例から学ぼう！「学校設置者として、今取り組むこと」では、学校DX実現に向けた課題解決について紹介する。登壇者は、鹿児島市教育委員会学校ICT推進センター所長の木田博氏。「学校設置者にて今取り組む課題解決」や取組み例について講演する。その後、質疑応答を行う。進行は、信州大学名誉教授の東原義訓氏が務める。
参加希望者は、講師などの準備の関係上、事前申込をWebサイトから行う。複数人で参加する場合も、それぞれで申込みが必要。Zoomの接続先やIDなどはWebサイトにて公開している。
なお、2023年度の「学校DX戦略アドバイザー」について、助言・支援を行うアドバイザーを現在、個別に準備・調整を進めており、自治体などからの相談については、すでに受付開始している。また、「学校DX戦略アドバイザー事業ポータルサイト」では、学校DX戦略の推進・支援をするために、相談窓口・最新事例の共有・実践に活用できる研修プログラムなど、「学び」に関する情報を発信している。
◆オンライン研修会 教育委員会の取組例から学ぼう！「学校設置者として、今取り組むこと」
日時：2023年6月27日（火）16:00～17:00
場所：Zoomを利用して開催
申込方法：Webサイトから申し込む
