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宮崎県、公立学校の教員採用…実施要項を公開

 宮崎県は2023年3月15日、2024年度宮崎県公立学校教員採用選考試験の実施要項や出願手続案内を公開した。宮崎県電子申請システムを利用して出願登録や書類データ配信を行い、願書は郵送で提出する。出願登録期間は、3月22日から5月8日(特別選考試験は4月20日)まで。

教育行政 教育委員会

 宮崎県は2023年3月15日、2024年度(令和6年度)宮崎県公立学校教員採用選考試験(2023年度実施)の実施要項や出願手続案内を公開した。宮崎県電子申請システムを利用して出願登録や書類データ配信を行い、願書は郵送で提出する。出願登録期間は、3月22日から5月8日(特別選考試験は4月20日)まで。

 一般選考の採用予定者数は、小学校教諭等が168人程度、中学校教諭等が85人程度、高等学校教諭等が56人程度、特別支援学校教諭等が36人程度、養護教員が17人程度、栄養教員が1人程度の合計363人程度。特別選考は一般選考の採用予定者数の内数とするが、スポーツの分野に係る特別選考のみ外数(7人程度)とする。

 おもな変更点は、第一次試験について7月9日の1日間で実施し、実技試験はすべての受験区分において実施しない。ただし、一部の受験区分では第二次試験で実技試験を実施する。専門筆答試験の時間は、すべての受験区分で90分から70分に変更。第二次試験では、適性検査を廃止する。

 また、県外会場で受験できる受験教科(科目)等の枠を拡大。リスニング試験が課される教科(小中高の英語)以外の受験区分は、県外会場で受験できる。リスニング試験免除者は県外会場で受験できる。高等学校教諭等情報を受験する者で、「情報」以外の高等学校免許状を所有する者には加点する。

 出願手続きには、宮崎県電子申請システムの利用登録が必要。出願登録期間は、特別選考試験が3月22日から4月20日正午、一般選考試験が3月22日から5月8日正午。宮崎県電子申請システムで、配信される願書等の書類データを印刷し、必要事項を記入し、証明写真を貼付したうえで、簡易書留による郵送で願書を提出する。願書提出期間は、特別選考試験が4月27日から5月12日、一般選考試験が5月12日から5月22日。提出期限日の消印有効。

 特別選考試験の書類選考結果は、6月9日までに通知予定。一般選考試験の第一次試験は7月9日に実施し、8月2日に結果通知予定。両試験とも第二次試験は、8月18日から8月30日までのうち、指定された1日間で実施する。最終合格発表は9月下旬予定。

 一般選考追加試験は11月上旬、特別選考追加試験は2024年1月中旬に実施する。

 実施要項や出願手続案内は、宮崎県Webサイトよりダウンロードできる。宮崎県公式YouTubeチャンネルでは、出願手続説明動画も公開している。

《奥山直美》

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