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「教材」から教育と情報メディアを考える…青学シンポ2/27

 9回目を迎える「教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム」が2023年2月27日、青山学院大学にて開催される。わくわくさんこと久保田雅人氏、世界のTOPティーチャー正頭先生らが登壇、「教材」を切り口に教育を考える。参加は学生・教員・一般共に無料、事前申込制。

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教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム2022
  • 教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム2022

 9回目を迎える「教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム」が2023年2月27日、青山学院大学にて開催される。わくわくさんこと久保田雅人氏、世界のTOPティーチャー正頭先生らが登壇、「教材」を切り口に教育を考える。参加は学生・教員・一般共に無料、事前申込制。

 今回のシンポジウムのテーマは「Material | 教材」。多くの人は「教材」と聞いたとき、教科書や参考書を考える。しかし、オンライン教育を筆頭に教育活動や教育現場が多様化している今日では、「教材」への捉え方にも広がりがみられているという。たとえば、娯楽として考えられていたテレビ番組やゲーム、あるいは新たな世界とのつながりとして仮想空間における学びであったり、国籍にとらわれない人との関わり方等。

 そこで今回は幼児教育から社会教育までを横断的に「教材」という切り口で考える。特別講演には、NHKEテレ「つくってあそぼ」でおなじみの、わくわくさんこと久保田雅人氏を招き、映像を使った教育活動の難しさとおもしろさ、そして幼児教育から保護者教育の核心に迫る。

 教育界のノーベル賞と言われる「Global Teacher Prize 2019」のトップ10に選ばれた立命館小学校教諭正頭英和先生と、コナミデジタルエンタテインメントのシニアプロデューサー岡村憲明氏は、リリースされたばかりの桃太郎電鉄教育版を軸に効果のある教材を考える。

 青山学院実践報告は、教育業界でも注目されるVR、メタバースを活用した教育の現在地について、中村修也氏(青山学院大学附置情報メディアセンター助手 )が解説。社会と繋がり、巻き込む教育の場の作り方について、秋元みどり氏(青山学院大学シビックエンゲージメントセンター助手 、日本サービス・ラーニング・ネットワーク理事)が講演を行う。

 聴講無料。申込みは、参加申込フォームからの事前登録制(定員300人)。

◆教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム2022「Material | 教材」
日時:2023年2月27日(月)13:00~18:00
会場:青山学院大学 青山キャンパス 17号館6階 本多記念国際会議場(東京都渋谷区渋谷4-4-25)
対象:学生、教員、一般
定員:300人
申込方法:参加申込フォームから受け付ける


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《川端珠紀》

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