大学入試センターは2023年2月6日、大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)の実施結果の概要を発表した。受験者数は47万4,051人、受験率は92.48%、平均受験科目数は5.62科目。各教科・科目の平均点等についても最終発表した。
2023年度(令和5年度)共通テストは、志願者数が51万2,581人、受験者数が47万4,051人、受験率(受験者数/志願者数×100)が92.48%。受験率は前年度(2022年度)の92.08%と比べて0.4ポイント増加した。平均受験科目数は5.62科目だった。
大学入試センターの最終集計によると、各教科・科目の平均点は次の通り。
1日目(1月14日)
「国語」は105.74点。
「地理歴史」は世界史Bが58.43点、日本史Bが59.75点、地理Bが60.46点。
「公民」は倫理が59.02点、政治・経済が50.96点、現代社会が59.46点、倫理/政治・経済が60.59点。
「外国語」は英語(リーディング)が53.81点、英語(リスニング)が62.35点。
2日目(1月15日)
「理科1」は物理基礎が28.19点、化学基礎が29.42点、生物基礎が24.66点、地学基礎が35.03点。
「理科2」は物理が63.39点、化学が54.01点、生物が48.46点、地学が49.85点。
「数学1」は数学Iが37.84点、数学I・Aが55.65点。
「数学2」は数学IIが37.65点、数学II・Bが61.48点。
共通テスト利用大学・専門職大学・短期大学数は870大学。内訳は、国立大82、公立大94、私立大535、公立専門職大2、私立専門職大6、公立短大12、私立短大139。前期日程試験は2月25日より、中期日程試験は3月8日より、後期日程試験は3月12日より行われる。
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