埼玉県の私立小学校、さとえ学園小学校は2023年2月22日、教育関係者を対象としたオープンツアー(公開授業)を行う。同校では、2018年より1人1台端末の活用をスタートしており、活用方法について公開する。定員は、コロナ禍のため先着100人限定となっている。
さとえ学園小学校は、大学、高等学校、中学校、専門学校を系列下に複合経営システムをとる佐藤学園グループのもと、2003年に開校した。教育理念・グランドデザインが具体的に機能するように、独自のシステム「正課授業とアフタースクールの融合」を開発。その相乗効果によって展開する教育が、「複合型教育」(正課授業とアフタースクールの複合的な相乗教育)で、子供たちは、正課授業でしっかりと学習した後、放課後は「アフタースクール」で情操教育プログラムや学習プログラムを受講できる。
今回のオープンツアーでは、端末を最大限活用する授業と活用しない授業の両方を公開。同校の提案授業がGIGAスクール構想において、「目標となるような活用法なのか」「真似したくなるようなところがあるか」「見直すところはどこか」の観点で、実際に授業を見てほしいという。
当日は、提案授業10本と全クラス2限目~3限目を公開する。その後、昼食と施設見学ツアー、交流会、全体会を予定している。なお、昼食は希望により同校の給食(当日現金払い)を提供する。
申込みはWebサイトから行う。先着順で定員の100人になり次第、申込みを締め切る。自家用車で来校の場合は、グラウンドを駐車場として利用できる。電車利用の場合は、JR宇都宮線土呂駅より学校までスクールバスで送迎する。なお、参加者には授業等の詳細を2次案内として1月22日ころに配信する。
◆さとえオープンツアー(公開授業)
日時:2023年2月22日(水)10:00~14:20
場所:さとえ学園小学校(埼玉県さいたま市北区本郷町1813番地)
対象:教育関係者
定員:100人(先着順)
申込方法:Webサイトから申し込む