Webシステム開発およびプログラミング教育事業を手がけるアシアルは、2025年度大学入学共通テストの新教科「情報」で導入される大学入学共通テスト手順記述標準言語（DNCL）の実習教材「WaPEN＠Asial」試用版の提供を開始する。同試用版は、2022年10月28日の体験会（録画配信あり）に参加する高等学校教員に無償提供される。
2022度から必履修化となった高等学校「情報I」においては、Python・JavaScript・VBA等の多様なプログラム言語が各学校の事情に合わせて採用されているが、2025年度の大学入学共通テストで新教科として導入される「情報」においては、特定言語による有利不利が出ないよう、疑似言語のDNCLを用いたプログラミングやアルゴリズムに関する出題が行われることが発表されている。同社はこれまでにもPythonおよびJavaScriptの実習支援を実施してきた。大学入学共通テスト対策に役立てることを目的に、今回新たにDNCLの実習教材「WaPEN＠Asial」を試用版で提供開始する。
「WaPEN＠Asial」は名古屋高等学校の中西渉氏が開発・公開を行っているDNCL実行環境「WaPEN」をベースとした実習教材で、生徒はDNCLの選択問題への解答とプログラミングの実行結果の確認を通じてDNCL学習を進めることができる。また、Webブラウザ上で動作することから、場所・端末・OSを問わずにDNCL学習が可能となる。
2022年10月28日にオンライン開催される「WaPEN＠Asial体験会」に参加すると、申込者本人限定で利用できる「WaPEN@Asial」試用版のURLと問題集が提供される。
◆DNCL実行環境を用いたプログラミング問題の学習（WaPEN@Asial体験会）
開催日時：2022年10月28日（金）16:00～17:00 ※録画配信のみも希望可能
会場：オンライン（Zoomウェビナー）
対象：高等学校で授業を行う、企業に属していない現職教員
申込方法：イベントのWebページ内のフォームから申し込む
