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茨城県、教員免許不問の校長を公募…IT未来高校等10校

 茨城県は2022年8月29日~9月28日の期間、エン・ジャパンの「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」にて、2023年春開校のつくばサイエンス高校・IT未来高校を含む10校の校長を公募する。教員免許不問。対象は民間企業や官公庁で管理職経験のある人等。

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ソーシャルインパクト採用プロジェクト
  • ソーシャルインパクト採用プロジェクト
  • 茨城県教育委員会 教育長 森作宜民氏
  • 募集内容
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 茨城県は2022年8月29日~9月28日の期間、エン・ジャパンの「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」にて、2023年春開校のつくばサイエンス高校・IT未来高校を含む10校の校長を公募する。教員免許不問。対象は民間企業や官公庁で管理職経験のある人等。

 茨城県では中高一貫校での多様性のある教育を推進すべく、2019年より教員免許・経験不問の校長公募を開始している。2022年度は4月1日付で、水戸一・土浦一・水海道一の各校に、元官僚や元東京都区議、現電通社員等の経歴をもつ男性3人を副校長として配置。1年後に校長とする計画となっている。

 茨城県教育委員会が校長を公募するのは今回が4期目。配置予定校は、併設型中高一貫教育校5校(日立第一・太田第一・鹿島・下館第一・下妻第一)、中等教育学校3校(勝田・並木・古河)、2023年度開校の2校(IT未来・つくばサイエンス)。配置校については、選考の結果等を踏まえて決定する。

 対象は、民間企業や官公庁で管理職の経験者等。応募資格には、日本国籍を有し、2019年~2021年度実施の本試験を受験していない者、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条と学校教育法(昭和22年法律第26号)第9条の欠格条項に該当しない者等が含まれている。なお、IT未来・つくばサイエンスは、この他にも大学・民間企業等においてIT・ロボット・建築、または生物化学等の専門的な経験が必要。

 募集期間は2022年8月29日~9月28日。エン・ジャパンが運営するエン転職、ミドルの転職、 AMBIのいずれかのWebサイトで会員登録を行ったうえで応募する。応募書類の選考後に録画面接、10月15日・16日にオンラインでの個人面接、11月上旬に対面面接を実施する。合格発表は11月中旬を予定している。なお合格者のうち、茨城県職員以外の人は、2023年3月1日から3月31日までの間に数日間の採用前研修(教育に関する法規等の基礎的研修)がある。

 任用形態は、特定任期付職員(4年間)採用。1年目は原則として副校長、2年目から校長に登用する。企業に所属しながら勤務できる在籍出向も可能だが、必ず茨城県教育委員会まで問い合わせること。応募の詳細は教育委員会のWebサイトで確認できる、

◆2023年度採用 茨城県立高等学校等 校長選考試験(公募)
募集期間:2022年8月29日(月)~9月28日(水)17:00
配置校:10校
・併設型中高一貫校5校(日立一、太田一、鹿島、下館一、下妻一)
・中等教育学校3校(勝田、並木、古河)
・2023年度開校の2校(IT未来、つくばサイエンス)
対象:民間企業や官公庁で管理職の経験者等
応募方法:エン・ジャパンの運営するサービスから応募
※書類選考結果は、受理後10日~14日程度でメールで通知する


《川端珠紀》

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