グローバルインフォメーションは2021年11月4日、世界の学生情報システムの市場調査レポートを販売開始した。学生情報システムの市場規模は、2021年~2027年の間にCAGR(年平均成長率)14%で成長し、2027年に187億米ドルに達すると予測されている。 学生情報システム(SIS)は、教育機関が学生の情報を収集、整理、分析するために使用する情報管理システムの一種であり、学生全体をまとめて管理することを可能にする。また、学生・教員向けのバックオフィスの管理機能を幅広くサポートしており、見込み学生、志願者、入学時のコース登録、成績や成績証明書等、学生のライフサイクル全体を通して主要な情報資産を管理する。 SISの市場規模は、2021年~2027年の間にCAGR(年平均成長率)14%で成長し、2027年に187億米ドルに達すると予測されている。また、コロナ禍の影響でオンライン化が加速する中、ネットワークインフラやインターネットが十分に普及している国では、SISが増加する見込み。しかし、既存の方法に比べて、SISが対象とする教育機関が少数なため、新興国等ではコストが障害となり、市場機会の損失につながる可能性があるという。 グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「世界の学生情報システム市場:コンポーネント別、デプロイメント形態別、用途別、エンドユーザー別、地域別展望、COVID-19の影響分析と予測(2021年~2027年)」の販売を開始。価格は3,600米ドル(シングルユーザーライセンス)から。Webサイトではレポートの購入の他、無料サンプルの申込みも受け付けている。