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20代起業家を派遣「高校出張授業プロジェクト」発足

 ETIC.(エティック)が運営する大学生・大学院生に特化した起業家・イノベーター育成私塾、MAKERS UNIVERSITYは、20代の起業家たちと共に「高校出張授業プロジェクト」を発足。2022年度30校の出張授業実施に向けて、起業家たちの派遣を希望する高校を募集する。

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MAKERS UNIVERSITY「高校への出張授業プロジェクト」
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 ETIC.(エティック)が運営する大学生・大学院生に特化した起業家・イノベーター育成私塾、MAKERS UNIVERSITYは、20代の起業家たちと共に「高校出張授業プロジェクト」を発足。2022年度30校の出張授業実施に向けて、起業家たちの派遣を希望する高校を募集する。

 MAKERS UNIVERSITYは2016年の設立以降、6年間で330人のMAKERS生を輩出し、その多くが大学卒業後の進路として「起業」や、世の中にない選択肢を自ら作る、という生き方を選択している。2022年度より開始する高校出張授業プロジェクトでは、MAKERS出身の20代の若手起業家やイノベーターが複数人で高校を訪問し、それぞれのキャリア/問題解決の探究ストーリーの講演および質疑応答を実施。ただ話を聞くだけでなく、その後の行動につなげるための振り返りのワークシートも用意している。

 初年度は30校、将来的には年間100校での実施を目指す。まずは、2022年度30校の実施に向けて、キャリア教育や探究学習の授業でMAKERS UNIVERSITYの起業家たちの派遣を希望する高校を募集する。

 出張授業の推奨学年は高校1・2年生。所要時間は50分から100分。対象人数は1クラスから学年全体(放課後プログラム・部活等も可)。派遣した講師の中から生徒自身が選択し、複数のゲストの話を聞く形を想定している。Zoomを活用したオンライン配信も可能。

 初年度の実施にあたっては、プロジェクトに賛同した、Mistletoe Japanの孫泰蔵氏、ANRIの佐俣アンリ氏、レオス・キャピタルワークスの藤野英人氏、メルカリの山田進太郎氏、CAMPFIREの家入一真氏らの寄付で運営するため、すべての出張授業を無償で実施する。派遣を希望する高校関係者は、Webサイトにて詳細を確認のうえ、フォームより問い合わせること。
《桑田あや》

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