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SNSとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

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 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

SNSとは


読み


 エス エヌ エス

表記


 Social Networking Service、ソーシャルネットワーキングサービス、ソーシャル

分類


 インターネット

ひとことで言うと


 「会員制をベースに、ユーザー同士がコミュニケーションするサービス」

解説


 「SNS」は、ユーザー同士がコミュニケーションするネットサービス全般を指す。基本機能としては、「自分のプロフィールの掲載」「日記やつぶやきの掲載」「他ユーザーとのメッセージのやりとり」「目的別グループの作成・交流」などを備えている。具体的には、mixi、Facebook、Twitter、LINEなど。

 ユーザー同士が交流するようすが社会性(ソーシャル)をもつことから、SNSと呼称されるようになった。特に会員制をベースに、ユーザー同士が近況を報告し合うものが「SNS」と呼ばれている。もともとは「友だちの友だちは、誰かの友だち」「友だちの友だちをたどっていくと、6回目で世界中の全員とつながる」という発想が根底にある。

 イラストの公開に特化した「ピクシブ(pixiv)」、動画の公開に特化した「niconico」、キャラクター(アバター)を使って交流する「Ameba」なども、SNSに分類される。また、社内専用のSNS、学校専用のSNSなども構築できる(そのためのサービスが存在する)。TwitterやLINEも広義のSNSだが、“会員制”というベースが薄いため、「ソーシャルメディア」「ソーシャルサービス」と呼んで、SNS(会員制ベースのコミュニティサービス)とは区別することもある。

 SNSは、現実社会とは異なる“別の社会”的側面をもつため、学校側が把握できないコミュニティを児童生徒が構築し、イジメにつながるといった問題点もある。一方で、学校公式SNSを活用し、交流の活発化・連絡網の整備などで成果をあげているケースもある。

関連用語


 ソーシャルメディア、チャット、コミュニティ

最終更新日:2016年4月18日(リセマム「教育ICT用語」より転載)
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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