学習指導要領の改訂とともに、子供が1人1台の端末を持ち、ICTを活用した学びを実践するGIGAスクール構想の取組みが進められ、学校現場が大きく変わり始めている。
本企画では、小中学校教諭・校長・教育委員会指導主事として長年活躍し、今は教育ICTの環境構築と普及の先導者として全国をまわる平井聡一郎先生と、教育現場で奮闘する先生との対談から、変わりゆく教室の今と未来を見ていく。現場の先生から日々の取組みや授業に対する思いを聞き、今後の教室を展望するヒントを得たい。第5回目の対談は札幌市の公立小学校にてプログラミング授業を実践し、校内ICT担当として普及や研修に力を入れているほか、学校外でも情報発信など幅広く活動している渡邉祐子先生と、オンラインで開催された。
札幌市立新発寒小学校教諭。プログラミング指導教員養成塾修了、Microsoft認定教育イノベーター、Google認定教育者レベル2取得。
授業で日常的にICTを活用し、プログラミング授業を実践。また、校内ICT担当としてデバイス使用ガイドライン策定・運用を進めているほか、他学年へのプログラミング授業補助、職員向け研修を実施している。学校外では、プログラミング教育に携わる教員が共通して名乗れるグループとして活動しているType_Tに所属、授業実践の発信(YouTube)やオンラインイベントを実施。その他、MIEE Talks@Admin.にも所属し、Microsoft Education dayをはじめとした教員向けイベントを実施している。
平井先生:まず教員を目指したきっかけについて教えてください。
渡邉先生:出身は北海道で、大学は教育学部だったものの、新卒時は民間企業へ。その後、出産を経てライフスタイルが変わり、せっかく取った教員免許を生かせないか、教員になれる権利を使うなら今かなと考えて、子供が4歳のときに教員採用試験を受けました。
平井先生:それで、札幌市の小学校枠で教員採用試験を受けてそのまま採用になったのですね。ただ、札幌市は当時ICTが進んでいなかったと思いますが、ICT教育やプログラミングを行うようになった理由は何でしょうか。
本企画では、小中学校教諭・校長・教育委員会指導主事として長年活躍し、今は教育ICTの環境構築と普及の先導者として全国をまわる平井聡一郎先生と、教育現場で奮闘する先生との対談から、変わりゆく教室の今と未来を見ていく。現場の先生から日々の取組みや授業に対する思いを聞き、今後の教室を展望するヒントを得たい。第5回目の対談は札幌市の公立小学校にてプログラミング授業を実践し、校内ICT担当として普及や研修に力を入れているほか、学校外でも情報発信など幅広く活動している渡邉祐子先生と、オンラインで開催された。
渡邉祐子先生
札幌市立新発寒小学校教諭。プログラミング指導教員養成塾修了、Microsoft認定教育イノベーター、Google認定教育者レベル2取得。
授業で日常的にICTを活用し、プログラミング授業を実践。また、校内ICT担当としてデバイス使用ガイドライン策定・運用を進めているほか、他学年へのプログラミング授業補助、職員向け研修を実施している。学校外では、プログラミング教育に携わる教員が共通して名乗れるグループとして活動しているType_Tに所属、授業実践の発信(YouTube)やオンラインイベントを実施。その他、MIEE Talks@Admin.にも所属し、Microsoft Education dayをはじめとした教員向けイベントを実施している。
友達の影響で始めたプログラミング・ICT教育
平井先生:まず教員を目指したきっかけについて教えてください。
渡邉先生:出身は北海道で、大学は教育学部だったものの、新卒時は民間企業へ。その後、出産を経てライフスタイルが変わり、せっかく取った教員免許を生かせないか、教員になれる権利を使うなら今かなと考えて、子供が4歳のときに教員採用試験を受けました。
平井先生:それで、札幌市の小学校枠で教員採用試験を受けてそのまま採用になったのですね。ただ、札幌市は当時ICTが進んでいなかったと思いますが、ICT教育やプログラミングを行うようになった理由は何でしょうか。