ソニー教育財団は2021年度より、全国の小・中学校の教員を対象にした、新たな教育助成事業を開始する。教員から「教育方針と授業計画」を募集し、審査により入選した計画には研究助成金として10万円を授与する。 ソニー教育財団が開始した新たな教育助成事業は、子供たちに必要な課題解決能力や探究心を育てるための実践計画を、教科を限定せず、教員個人から募集するもの。日々新たな授業実践の開発に向けて取り組む先生自身の研究を支援するとともに、オリジナリティーあふれ、新規性のある提案を、広く教育現場に紹介することを目的としている。 対象は、国立、公立、私立の小学校、中学校、特別支援学校等の教員(管理者を除く)。小・中学校における授業実践の計画を、「育てるべき資質や能力」「子供たちの現状」「教育支援の方針」「授業計画と準備状況」の4つの項目ごとに示された内容に沿って記述すること。項目ごとの記述内容や評価の観点、分量目安は募集要項にて確認できる。 応募期間は8月2日から31日まで。ソニー教育財団Webサイトからテンプレートをダウンロードし、提出物を作成した後、専用フォームにて応募すること。入選発表は2022年1月中旬にWebサイトで実施予定。 入選者は、2022年4月以降に計画を実施し、2022年秋ごろ(予定)に「子ども科学教育研究全国大会」でポスターセッションにて成果(経過)発表する。なお、入選した計画内容はソニー教育財団Webサイトに掲載し、一般公開する。◆ソニー子ども科学教育プログラム「教育実践計画」募集対象:国立、公立、私立の小学校、中学校、特別支援学校等の教員(管理職を除く)※2020年度のソニー子ども科学教育プログラム「教育実践論文」で優秀校・最優秀校を受賞した研究代表者は応募できない助成内容:入選10万円の教育助成金募集期間:2021年8月2日(月)~31日(火)入選発表:2022年1月中旬にWebサイトで発表応募方法:ソニー教育財団Webサイトからテンプレートをダウンロードし、提出物を作成した後、専用フォームにて応募する※テンプレートを利用して作成する提出物はA4判で最大10ページまで