GIGAスクール構想の実現に向けて、奈良市は市内小中学校全65校で1人1台のタブレット端末の配置を完了し、タブレット端末を活用した授業を始めている。奈良市Webサイトに「奈良市版GIGAスクール」特設ページを開設し、学校での活用事例などの情報を発信していく。 GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想とは、児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を、全国の学校現場で持続的に実現させる構想。 奈良市は、2020年8月末より順次、全市立小中学生に1人1台のタブレット端末(Chromebook)を貸出し、9月29日に配備が完了した。奈良県や県内市町村との連携により、2020年度末までに数百回の教員研修を予定している。また、奈良市Webサイトに「奈良市版GIGAスクール」特設ページを開設し、学校での活用事例などの情報を発信していく。 奈良市版GIGAスクールの特設ページ「いちばん古い奈良(まち)で、いちばん新しい教育を!」では、GIGAスクール構想に関する奈良市や教育委員会からの発信情報(プレスリリースなど)や、市内65校の活用事例、市教育委員会から保護者への連絡事項、学校教育課公式Twitter連携といったコンテンツを掲載する。